一通り、参加者がパレードを終えて公園に集合。
うちの事務所の所長の挨拶に始まり、国旗と、国歌斉唱。
そして、県庁から県知事に代わる人の挨拶。
その後、1分間の黙祷。
そして、1分間の拍手。
この1分間の拍手って言うのは、日本にはない習慣だよね?
ちょっとグアテマラを感じる。
この頃、首都から事務所の広報班の人たちと、私の担当調整員が到着。
パレードで、道がふさがれていたらどうしようかと思ったんだけど、無事だったみたい。
そして、市長の挨拶。
インディヘナの市役所というのもソロラにはあって、そこの市長も挨拶。
インディヘナの市役所が、何なのか不明なので、また何かわかったら書こうと思います。
そして、小学生・代表声明。
その後に、調整員の方が、挨拶をすることになった。
これは、全く聞いていなかったと思うので、きっと、びっくりしたと思う。
でも、無事に挨拶をしてくれて、私も挨拶をすることに。
私 「おはよーーーう!!子ども達!!」 みんな 「おはよーう」
私 「もう一回!!おはよーーーーう!!!」 みんな 「おはよーーーう」
お決まりの挨拶。そして、校長先生、先生方へのお礼。
そして、今の活動のこと、環境委員会を発足したこと、その理由
「グアテマラの環境は、グアテマラ人自信が守らなければならないこと」を話す。
そこまで話して頭が真っ白になったので、長くなるのも良くないと思って、終わらせた。
後で、「矢沢栄吉のコンサートみたいだった」と事務所の人に言われた(笑)
そして、その後は、合唱コンクールの始まり。
まずは、環境系団体の「Lagun Artean」と、うちらの事務所が歌う。
うちらは、金曜日一日しか練習できなかったんだけど、なかなか、楽しく歌えた。
その後は、子ども達の歌。
ちなみに、審査員6人にお願いの書類を渡していたのに、来たのは2人。
と言うことで、急遽、代理を3人立てた。 その中に、私も入ることにした。
C.Pは反対したけど、押し切った。
なぜなら、審査員をまとめる人も必要だと思ったから。
そして、C.Pを始め、みんなに仕事を任せたほうがいいと思ったから。
この考えは当たり、イベントが終わりかけた頃、審査結果をひたすら集計することに。
集計担当者でさえ、集計の仕方がわかっていなかったので、
自分が入って、本当に良かったと心から思った。
歌の方はと言うと、色んな学校が、色んな個性を見せていた。
残念なことに、私は審査員で、歌っている子ども達の後ろから見ていたので、
あまりいい写真は取れなかった。
でも、こんな、伝統的な劇を見せてくれた学校も。
人間役の子どもと、鹿役の子どもがいて、人間が鹿をやっつけようとするけど、
どうしても、やっつけられない話。
私にとっては、楽しくてお気に入りだったけど、隣の審査員は
「これは合唱ではない」と言って、点数をあげなかった。
ちょっと、現実はシビアだなあと思った。
そして、これは、サンティアゴアティトランからのゲスト出演の合唱。
3曲も歌ってくれて、何より練習を重ねているだけあって、発声もいい。
私が嬉しかったのは、San Jorge La Laguna (サン ホルヘ ラ ラグーナ)という、
ソロラの中でも、少しバスで下りたところにある村の学校の子ども達が、
一生懸命歌って、2番を取ったこと。
この学校の先生が、唯一、ソロラの学校の中で締め切りを守って、申込書を出してくれた。
私は、始まる前に、C.Pに「この学校にボーナス点を上げたい」と言ったけど、反対された。
ま、確かに、みんなは怒るかもしれないなと思って、私もあきらめた。
でも、ボーナス点を上げるまでもなく、彼らは2番になった。
ま、ゲストが一番なので、実質、ソロラでは一番になったことになる。
やっぱり、先生がずっと前から計画をして、子どもと練習をしていたんだから、
道理と言えば、道理なのだろう。
でも、本当に嬉しかった。
この結果を胸に、先生も子どもも、自信を持ってくれたらと、心から思う。
話は横にそれたけど、コンクールは無事に終了。
と言いたいけど、最後の辺りは、半分以上の子どもが去っていた。
場所が場所だし、しょうがないと言えばそれまでだけど、やっぱりちょっと悲しかった。
その後、審査員がリサイクル工作を審査している間、
C.Pがその場で考えて、「環境呼びかけコンテスト」をしていた。
参加したい人がステージに上がってきて、環境について呼びかける。
そして、それを聴衆が拍手で審査すると言うもの。
私は、必死に集計していたので、あまり良く聞き取れなかったけど、
みんなの楽しそうな声が聞こえてきた。
こうして自分で工夫をして活動できるC.Pは、本当にすごいと思う。
そして、最後、表彰!!!!
となったときに、ハプニング。
「賞品がいくつかなくなっていた」のだ。
私は、担当者に、事前に「どれが、何位への賞品か分けておいてね。」と頼んでいた。
それがされてないだけでなく、商品の管理もできていなかったのだ。
これは、さすがにやばいと思って、後は自分で仕分けして、仕切ってしまった。
私も、気になっていたのだから、もっと事前に声をかけておけばと思った。
やっぱり、行事の中心者として「最終的に責任を取る」ことをもっと考えるべきだったと反省した。
でも、ま、とにかく無事に終了したので、良かった。良かった。
その後は、みんなはお昼を食べに行き、解散をした。
私は、事務所から来てくれた人たちと一緒にご飯を食べて、色んな話しをした。
こうして、自分の活動を口に出して説明したり、話したりすることは、
自分自身も客観的に見つめられていい機会だと思う。
でも、イベントが終われば、それで終わりではない。
ここからどう踏ん張るかが、一番大事なところだと思っている。
一ついえるのは、今回のイベントを通して、みんなが自信を持ってくれたことだ。
そして、環境系団体とも信頼関係が築けたこと。
これからも、進む道と、周りの人を見て、進み続けようと思う。
(明日は番外編)