幸せだった

こんにちは
またまた、遅くなりました。
やっぱり、こう、ブログの連続ネタには、弱いのかしら・・・
次へ続く・・・
バージョンにしないほうが、いいかなぁ。

って、独り言はこのくらいにして、
この1週間ほど、私の近況にもいろいろ変化がありました。
でも、書くと長くなるので、またまとまったら書きます。

ということで、前回の続きね、
JI○○の職員の方と話していた感動したことを、紹介しないと。

その方は、昔、職員としてアフリカのガーナに派遣されていたのです。
昔から野球が大好きだったその方は、そのガーナで、ナショナルチームの監督を
することになりました。
そのときのことは、「アフリカと白球」という本にまとめられています。
(今回買ったので、GSIDの方はぜひ借りに来てね)

それで、その3年間が終わって、日本を拠点に今は仕事されています。
でも、機会があって、最近出張でガーナに行かれたそうです。
そのときに、昔ナショナルチームのメンバーだった一人が亡くなったということで、
家を訪問されたのです。
そのとき、その選手のお父さんが言ったこと。

「彼は生前幸せだったよ。なぜなら、彼には野球があったから」 と。
もう、涙が止まらなかったそうです。

そうだよねーー
今回、この本を読んで、また、いろいろ考えてしまったよ。
ひとつの国に地域に住んで、そこで、自分が生きていた時間があって、
そのとき、かかわった人たちも、もちろん、そこで生きていた。
2年や3年という短い期間かもしれないけど、何か交わっていたんだよね。きっと。

この本の最後のほうで、出てくる葛藤
「人間らしい生活」が完全に保障されていない地域で、
野球を広めることに、どんな意味があるのだろうか、
もっとやるべきことがほかにあるんじゃないか、    という葛藤

そこで、保険関係の専門家と話す中で見えた答え。
それは、
「保健医療のプロジェクトがうまくいったところで、本当に住民が幸せになるのか、
疑問に思うことがある」 
「安全な水が得られて、保健医療の環境が整って、それで、彼らは
人間らしさが満喫できるのか??」

その、「人間らしさ」 の答えが、
「いきがい」であり、 「野球」は、ガーナの人たちに、
新たな生きがいを与えていることになるのではないか?? とのメッセージ

いやいや、いろいろ考えさせられました。
その方は、今は日本にいて、アフリカとは直接かかわるような仕事ではないかもしれない。
でも、仕事に対する情熱みたいなのが、ひしひしと伝わってくる。
そのバックにあるものが、この、アフリカで経験したこと、
青年たちと野球したこと、たくさんの命なんじゃないのかなって思った。

人間らしさ、
生きがい、
幸せ、

こんなキーワードって、教育ともオーバーラップすると思う
私も、もっと、いろいろ考えてみよう
by fujika0316 | 2008-09-20 19:24 | 近況
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