「教育」が大事だ!! といっても、「教育」自体の概念はとても大きく抽象的だと思う。
一般的に、「教育」といわれると、「学校教育」が思われることが多い 実際、今国際社会で進められている「Education For All」 (万人に教育を)でも、 結局語られている部分としては、 小学校や中等教育への就学率、大学等の高等教育機関への進学率等々 「学校」について、語られる部分は多い。 ま、私自身、その、「教育=学校」という考え方自体に、とっても疑問があるんだけど、 それは、ここではおいておくとして、、、 その、「学校教育」について語られるとき、その主役はなんと言っても教師である。 もちろん、生徒や児童同士で触発しあっていることもたくさんあるんだけど、 「人生の先輩」として、「学問を修めた先輩」として、教育を行っているのは、教師である。 たとえ、発展途上国のように、学校という施設が整っていなくても、 教科書が全員に行き渡っていなくても、一クラスに、60人も生徒が集まっていても、 一人の「教師」がいれば、教育は行われる。 とは、限らないのが現状です。 教師自身が、学校をサボったり、学習内容を理解していなかったり、 休み時間から戻らなかったり、体罰をしちゃったり、生徒を差別したり、、、、 そこには、まだまだ、鬱積する課題が沢山。 でも、だからこそ、「どのような研修を行ったら、教師たちが伸びていくのだろうか??」 にも、私の関心はあるのですが・・・。 ということで、教育学部の図書館から「教員文化の社会学的研究」って本を借りてみました。 この研究の目的は、教員たちの世界の背後にあって、教員たちの行動パターンに影響を与えている「教員文化」があるのではないか、として、その内容を明らかにしようとしています。 この「教員文化」という考え方自体が、抽象的で難しいのですが、、、、 その中で、私の中で、びっくりするようなフレーズがありました。 このインターネット上に、それを引用することはできないけれど、大体をまとめると 教師は、 学校又は教室の中で、ディシプリン(しつけ・訓練)を効果的に行うことを求められている。 それは、なぜかというと、 子ども達は、必ずしも学習を好んでいなく、その好まないことを学校の中で指導するためには 教員の特別の権威を使うこと、子どもたちを統制することは避けられない だそうです。 この文章を読んで、どう思いますか?? この文章の背景には、ひとつの仮定というか、その人の考え方・価値観が存在しています。 それが、私には、まったく同感できないのです。 それは、「子どもたちは必ずしも学習を好んでいない」ということです。 この、「必ずしも」っていう言葉で全否定は避けられているものの、 本当に、全員の子どもは、学習を好んでいないのでしょうか?? 「学習を好まない子ども」 がいた場合、その原因は、どこにあるのでしょうか?? それは、もうすでに、小学校に上がることには形成されているのかもしれませんが・・・ その辺を、もっと突き詰めたいなぁと思う、と同時に、 このテーマは、たぶん、修士論文等々でやるのではなく、もっと長い目で見て、実践的に見てみたいなぁとも思うのです。 あ、なんだかまとまらなかった。 明日も一日ガンバローー
by fujika0316
| 2009-03-30 22:36
| ひとりごと
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