日本に帰ってきて感じたこと

こんにちは。 名古屋は、(日本は!?)タイに比べて、本当に寒いです。

昨日、先日卒業された先輩といろんな話をしました。
この方は、大学院の間に休学をして協力隊に参加し、その後、バンコクでインターンにも参加しています。
そう、私はこの先輩の後に、インターンに参加したのです。

先輩も、これから博士課程に進学するということで、いろいろ聞いてきました。
いろいろ学ぶところが多かったのですが、その中でも印象に残ったのは「書く」ということ。

ひとつの文献を読んだら、いったい何がポイントだったのか、内容や要点をまとめて書く。
自分の考えていることを、ちゃんと文章にすることの大事さを語ってくれました。
修士論文も、その積み重ねだよって教えてくれました。
確かに、どんなに考えていても、自分でちゃんと文章にできないと、誰にも伝わらない。
でも、書くといっても、生みの苦しみがあるそうです・・・。
そんな話を聞いて、私も、ちゃんと毎日書くことに挑戦しようと決意しました。
ブログもひとつ、自分の挑戦の場にしようかなと思っています。

で、まず、日本に帰ってきて感じたこと、印象に残った出来事が2つあるのですが、
長くなるので一つ目について書きます。

一つ目は、スーパーで泣き叫ぶ子ども達、
二つ目は、人身事故で電車が止まった後の、地下鉄の駅で聞いた、若者達の会話です。

では、泣き叫ぶ子ども達について。。。

東京から実家に帰ってきて、母親とスーパーに買出しに行きました。
そこは、実家の近く、つまり田舎の田舎です。
スーパーに入ると、子どもの泣き叫ぶ声が聞こえました。
子どもは、買い物カートに乗せられたまま。
若い両親からは、「泣いちゃだめ!!」という、お叱りの声。でも、泣き止まず。。。。
そのまま、レジのほうに進んでいきました。

名古屋に戻ってきて、八事駅に連結しているスーパーに行ったときも、泣き叫ぶ声が。
この、泣き叫び方が、尋常じゃないのです。ヒステリックな感じ。
周りのお客さんもびっくりしているのですが、近づけず。私も、近づけず。
ここでも、母親が「泣いちゃだめ!!」と怒っているのですが、ハンカチで顔を拭けば拭くほど、
その泣き声は大きくなるばかり。
結局、その母親は店の外に移動していきました。

とても短期間の間に、そんな情景に2回も遭遇する中で、いろいろ感じることがありました。
家庭での子育てって言うのは、なかなか目立たないけれど、確実に積み重ねられていて、
このまま、この親達が赤ちゃんのあやし方を知らないまま、
怒り続けるまま、子ども達が育ってしまったら、
いったい、どうなってしまうんだろうということ。
子育てって、教育って、目に見えないけれど、確実に子ども達に影響を与え続けているから。

もうひとつは、この情景、これまで、見たことあったかなという、単純な疑問です。
もちろん、公共の場所で、赤ちゃんが泣いている場面に遭遇することは、何回もあります。
赤ちゃんは、泣くことがひとつの仕事のようなものだし、外に出れば、刺激的な環境があるからです。
でも、彼らは、泣いているんじゃなくて、ヒステリックに泣き叫んでいるのです。
周りの雰囲気が、変わってしまうくらい・・・。
こんな、状況は、やっぱり何回も見ることはなかったように思います。

偶然といえば、偶然かもしれないけれど、
やっぱり、時代の中の何かが変化してきているように感じます。

もちろん、社会も、時代も、人間も、時間とともに変化しているんだけど、、、
その変化を、客観的に評価していくのが、研究という作業なんじゃないかなと思いました。

といって、私はこのテーマを選択するわけじゃないんだけどねーー
つれづれなるままに、私が日本で感じたことでした。
by fujika0316 | 2009-03-29 19:50 | ひとりごと
<< 教育と教師 日本に帰ってきました☆ >>