空ノウタ


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天に満ちる星の中で、


世の中には、「偶然」と言う言葉じゃ片付けられないものが沢山あって、
「運命」と言う言葉でも、しっくりいかない気がする。
でも、「必然」だと素直に思えることが、時々ある。
「宿命」としか思えないような、困難が、目の前をふさぐこともある。

ただ、何よりも、一つの事実として一番明らかなことは、
自分が生きているということと、
この地球上に、同じように一生懸命生きている人が沢山いるということだと思う。

そして、人間は、その自分の目の前にある
「運命」とも、「宿命」ともつかない現実と自分自身を、
「使命」に変えて、乗り越え、変えていくことができると思う。
そのためには、まず、自分自身を変えていかないといけない。

あきらめそうな自分、
情けない自分、
弱気な自分。
向き合うこと自体が、辛くなることもある。
でも、自分の弱いところが見えるから、変えていくことができる。

満天の星。
本当に、天に満ち満ちている星の中で、色んな事を思った。
そして、その星を見ている自分の存在を感じた。
              

初めて、天の川を見た。
帯ではなく、本当に、川だと思った。
この天の川が存在することは、偶然と呼ぶよりも、必然といったほうがしっくりくる。
きっと、この、小さな、いや、大きな星たちは、
天の川の一部になりたかったのだろう・・・。
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by fujika0316 | 2006-10-28 07:17 | グアテマラ


講習会週間


早いもので、10月も4週目になりました。恐ろしい。
初めて会った人に、どのくらいグアテマラにいるの?と聞かれ、
「1年と3ヶ月だよ。後8ヶ月で日本に帰るよ」と答えるたびに、
本当に、月日の過ぎるのが早いことを感じる、この頃です。


先週は、講習会週間でした。
と言っても、私が講習会をするのではなく、参加する立場。
あぁ。「参加するだけって、こんなに気分が楽なんだ」と感じるとともに、
他の人が、どのように講習会をするのかをみて、色々学ぶことができました。

月曜日は、CONAPという、自然保護地域を保護・維持する団体の講習会。
彼らは、その指定された地域を守るとともに、絶滅危惧種の保護にも関わっている。

ソロラにも事務所があって、環境教育委員会のメンバーでもあるんだけど、
今日は、首都からファシリテーターが来て、講習会の開催。

まずは、そのソロラ県の環境教育、環境保護に対する、FODAの話し合い。
FODAは、長所、短所、弱点、可能性(日本語、変?)の、各項目についてあげること。
今日は、70%の環境団体が参加している。いつものメンバー。

でも、首都から来た人への、意見の出し合いだけに、
「環境教育委員会」で、こんな活動をしているんだよ!!ってことを、
嬉しそうに話している同僚を見て、こっちも嬉しくなる。

最後は、皆でお昼ご飯を食べて解散。
こうやって、自分たちが環境教育委員会として活動していることを、誰かに伝えるって、
皆にとっても、とても大事なことなんだなーと思ったのでした。

そして、水曜日と木曜日は、SIPECIFという、山火事を消す団体の講習会。
この講習会も、首都から担当者が来ての開催。
今、グアテマラは雨季なんだけど、11月から本格的な乾季になる。
その乾季に、山火事がよく発生するので、それを防ぐために、全国を回っているらしい。

まず、水曜日の午前中は、そのファシリテーターによる、
「講習会で、村のコミュニティーや学校で話す際に、大事なこと」の講義。

・眼を見て話す  ・大きい声で話す  ・聞いている人が参加できるようにする 等々、
当たり前なんだけど、こう、改めて聞くと、勉強になることが多かった。

この、講師が若い男の人だったんだけど、しゃべる、しゃべる。
すごく早口で、びっくりしたけど、意外と聞き取りやすいスペイン語だったので助かった。

その後、アイスブレーキングの練習。
その本に、例がいくつか載っていて、グループに分かれていくつか選ぶ。
それを、話し合って、他のグループに対して行う。という事をした。
これも、なかなか、面白かった。

午後は、その団体の「山火事を防ぐために」と言う内容の、講義を受ける。
プレゼンのページが、やく25ページあって、その講義を聴く。
それを受けて、次の日の午前中に、参加者が順番に、
自分の担当のページを、皆の前でプレゼンをする。と言う内容。

その、最終のプレゼンをするときは、ビデオにとっているので、
最後、参加者全員で、そのビデオを見て、皆で改善点をアドバイスすると言うもの。
内容自体は、そんなに難しくないんだけど、スペイン語が心配で、心配で。
一人、緊張していた。

いよいよ、次の日、木曜日。
朝、時間通りに行くと、私一人。なので、担当箇所を復習する。
そして、プレゼン開始。

結果は?
なんとか、無事に終わったけど、「焚き火」「焼畑」「山火事」「火事」との、
それぞれのスペイン語の単語が、正確に覚えていなくって、適当にごまかした。
きっと、「話を聞いて理解する」だけだと、自分の中の経験や、日本語での思考も手伝って、
何とかできるんだけど、「自分で説明する」段階になると、やっぱり正確さが必要になる。

そんなことを、身にしみて感じたのでした。

後は、この講習会で、新しい2つの環境系NGOのメンバーとの人脈を築けたこと。
やっぱり、同じ講習会を2日設けていると仲良くなる。
そして、次回の環境系団体の会議に招待することができた。
後は、ソロラにもキャノピーのできる公園があり、今度連れて行ってくれることになった。

等々、色んな意味で収穫の大きかった1週間でした。
週末は、金曜日が休日だったので、2泊3日を利用して、コバンと言う街へ旅行。
これも、ミラクルがいっぱいだったので、次のブログにて☆
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by fujika0316 | 2006-10-26 08:06


カメ 続き

結局、その日は5匹のカメに遭遇!!
涙(らしきもの)を流しながら、卵を産んでいる現場は見れなかったけど、
涙の跡が見れて、卵も触れたから大満足。

そして、太陽が登り始め、だんだん明るくなる。
先輩の団体が運営している公園に、カメの卵の孵化場があるので、埋めに行く。
その場所には、沢山の札が立っていた。

先輩が、穴を掘り、そこにドネーションとしてもらった卵を入れていく。
カメの卵は、本当にピンポン玉のよう。
首都や、地方都市で、精力剤の代わりとして、ジュースと一緒に飲まれているらしい。

ちなみに、1ダース12個で、15ケッツアール(約225円)で取引されている。
大体、カメは1回に100個近くの卵を産むらしいので、村人にとっては大きな収入源。
村には、仲介者もいて、売買のシステムが出来上がっている。
村人のほとんどの人は、この卵のドネーションのことも理解しているらしい。
やっぱり、カメが全くいなくなるのは、村人にとっても困ることだから。
でも、先輩によると、最近、ドネーションをごまかす人が出て困っていると言うこと。

長期的に見て、環境を守るか、
     今現在の現金の方が大事なのか。

答えは簡単かもしれないけど、実際に、生活のお金に困っている人にしたら、
理想と現実は、違うのかもしれない。
だからこそ、教育が大事なんだろうねーーー


孵化場に卵を埋めた後、しばらく休憩。お昼前におきだして、ご飯を食べる。
そして、午後からは、マングローブの林探検。
先輩が舟をこぎ、マングローブ林の運河を進んでいく。
サギ等の鳥類がいたり、魚がいたり、蟹がいたり。花も咲いていた。
そんななか、ゆっくり進んでいって、本当に癒された。

夕方は、いよいよ、海で波乗り。
私は静岡県で育ち、夏休みの終わりの頃の夕方、よく、家族で海に行った。
浮き輪に入って、波にのる。これが、なかなか面白い。
張り切って、首都で浮き輪を2つも買ってきたもんね。

波は、思ったより高くって、激しくって、かなり楽しかった。
みんなで、キャーキャーいいながら泳いだ。
カリブ海の静かな海も私にとって新鮮だったけど、
こうして、太平洋の波で遊ぶのも、やっぱり楽しい。

その後夕食を食べて仮眠。
また、3時ごろおきだして、海岸をひたすら歩く。
でも、泳いだのもあり、2日目と言うのもあり、ちょっと疲れ気味。
また、カメが沢山来た次の日は、あまり来ないと言うのも聞いていた。

でも、その日の月は、雲がかかってなくて、白く輝いていた。
途中、流木に座って休憩。
太陽が昇り始め、何ともいえない色に空と海が染まっていく。
そんな、大自然に包まれて、なんだかいろんなことに吹っ切れた気がした。
その日は、結局カメを見ることはできなかったけど、美しい自然に包まれ、大満足。

その後、ご飯を食べ、私と友達でひと泳ぎして、帰る。
2泊3日。体力的にはつかれたけど、心は大満足したのでした。

大自然ばんさーーい!!!
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by fujika0316 | 2006-10-20 06:49 | 近況


永遠なるもの。



私は、海が好き。
水平線を見ていると、心がゆったりとし、波の音と太陽に包まれ、
心が、すーーっとする。

ソロラに来て、
 海のない町に来て、
   山の中腹にある町に来て、

空が近くなった。
なぜか、空に惹かれるようになった。
それは、今までずっと、ずーーと遠くにあった雲が、近くにあるのもそうだし、
日によって、時間によって、季節によって、表情を変えるのが楽しいのもそう。
夕焼けの美しさに、その日の疲れを癒してもらえるからでもある。


でも、今回、海に行って、
私は、永遠なるものに惹かれるのだと思った。
この空は、日本につながっている。
世界中につながっている。そう、想像を膨らませることが、私は好きなのだ。



ということで、亀です。カメ。
まずは、金曜日、皆でバスに乗って先輩の村へ行くことに。
隊員連絡所から、少し歩いたところでタクシーを捕まえてバス停に行き、バスに乗る。
私たちが到着して、バスに乗った瞬間、走り出した。
間に合った。ついている。

港に続く道を走ったり、川を船で渡ったり、でこぼこ道を走りながら、やっと到着。
5時間。でも、みんなと一緒だから、あまり長いと感じない。
夜ご飯を食べ、夜の海を見に行って、就寝。
そう、カメ探索は夜中の2時・3時に起きて海岸を歩き続けながら探すのです。

夜中、先輩が起こしに来てくれて起床。外では強い風邪が・・・・。
先輩曰く、「風が強いときほど、カメは沢山来る」らしい。そして、今日は満月☆
早速準備をして歩き出す。
ちなみに、海まで先輩の家から30秒。
夜の海は、もっと、もっと、怖いと思っていたけど、今日は平気。
みんなもいるしねーー。

そして、歩いていると、先輩がふと立ち止まる。
向かった方向には・・・・。カメがいた。カメが。初・生・カメ
先輩は、カメが動いている音を聞きつけたらしい。さすが。私は全く気づかなかった。

でも、このカメは、もう生み終わった後。
もう、見つけた村人は卵を持って行っていて、他の場所に移されたと知らず、
カメは、卵に砂をかけている(と思い込んでいる)ところだった。
びっくり!!でも、カメに出会えたことが嬉しかった。
会えない日は、一晩中歩いても出会わないこともあるらしい。

本当は、もっと、見ていたかったけど、次のカメを見つけるべく出発。
そして、しばらく行くと、また、亀がーーー。
もう、卵を産み終わって、海に帰っていくところだった。
そこでは、村人が卵を袋に入れて持っていた。
先輩は、早速その村人と話し始める。
先輩は、野生動物を保護する団体で働いていて、卵のドネーションを集めている。
一匹の一回の出産につき、1ダース預かり、その団体の卵の孵化場に埋めなおすのだ。
その証明書を書くとき、先輩は、その村人の名前を覚えていた。
びっくり。さすが、村落開発隊員。
全部で、400人以上の村人の名前を覚えているらしい。すごい。

その村人は、もう一匹かめを見つけていて、その卵は、今産む場所を探しているとの事。
かめは、産卵するとき、とても繊細で神経質になる。
砂が硬すぎたら、穴を掘れないし、
周りに光や、人間、イヌ等天敵の気配があれば、産まない。
だから、卵を産み始めるまでは、近づけない。
そして、亀の卵は、第一発見者のものになる。
なので、その第一発見者が近づいていいと言わなかったら、近づけないのだ。
みんなで、まだか、まだかと待っていたら、産卵が終わってしまった。
あぁ。ちょっと残念。

その村人は、卵を早く掘り起こすため、母亀を違う場所に移し、卵を彫り始める。
でも、亀は気づかず、一生懸命、砂をかけていた。
眼の下が、黒くなっていたのは、涙(のように見える塩分)の跡か。

そして、ある程度砂を掛け終わった(と亀が思った)後、
甲羅を使って、ばしん、ばしん、と砂を固めていた。
その動作が、すごくかわいくって、「甲羅って、こんな風にも使えるのね」と思った。
そして、海に帰っていった。

その海の沖では、雄カメが帰りを待っているらしい。
きっと、「良く頑張ったねー」って、慰めてもらえるんだろう。
最初、こんな広い海に帰っていくカメは、「海は怖くないのか?」
と思ったけど、それは、人間である私の勝手な感覚であって、
本当は、危険な地上での産卵を終え、自分が育ち、旦那が待っている海に帰るのは、
とても嬉しい瞬間なのだろう。
なんだか、不思議な気持ちだった。

(続く)
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by fujika0316 | 2006-10-18 07:54 | 近況


かめ(亀) よ 咬め

ちょっと、亀で、だじゃれ作ってみた。         どう??どう???

はい。すみません。

と言うことで、先週末、亀を見に行ってきました!!
グアテマラの中でも、南側、太平洋岸に位置するサンタ・ロサ県へ。
先輩が、野生動物を保護する団体で働いていて、亀の保護も、活動の一つ。
そこへ、同期計4人と、2人の隣の県の隊員と行って来ました。

昔、むかーし、テレビで涙を流しながら卵を産んでいる亀を見てから、
「いつか、これを、自分の目で見たーーーーーい」と、ずーーーっと、思ってきた。

そして、グアテマラに行くことが決まり、ある日、ネットでグアテマラの情報を探していた。
そこで出会ったのが、学校の先生をしている隊員のホームページ。
そこには、グアテマラの様子が、学級通信かなんかを通してつづられていた。
そして、そこに、海がめを見に行った話が載っていた。

その時、「グアテマラで、海亀が見れる!!」事を知り、
ずっと、ずーーーーーーーーーっと、楽しみにしていた。
そして、ついに来た、この日。
もう、1ヶ月前からドキドキ・わくわく。

約10日前、ふと、10月の満月はいつなんだろう??
と思って調べたら、10月6日。きゃーーー!!ぴったしじゃん!!
と、知ったときの感動といったら。

もう、荷物を詰めているときからわくわくしてたもんね。
そして、結果は、なんと、1夜に5匹も見れました!!
でも、涙流しているところは見れなかった。(正確には、涙じゃないんだけど)
でも、涙の跡は見れた。感動だった。かわいかった。

詳しく書くと長くなるので、また、改めて更新しようと思います。

職場の方は、今週になってから変化が・・・。
先週までありえないほど冷たかった所長が、金曜の夜に「ゲイシャ」の映画を見たらしく、
今週、話さないといけないことがあって行ったら、上機嫌だった。
感動したらしい。日本が大好きらしい。
男の人って、単純なんだなーと思った。

明日は、首都の大学で行われる日本文化紹介で、華道のデモンストレーションと、
ブースを持つことになってます。
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by fujika0316 | 2006-10-13 15:11 | 近況


ずるい。



前回は、長い、ながーーいメールを読んでくれて、
ありがとうございました。

そして、日曜日。行ってきました。見てきました。パナハッチェルへ。
8時30分に、生徒達が集合するので、8時にカウンターパートと待ち合わせ。
着いてみたら、思った以上に子ども達がもう来ていた。
それは、この日曜日からサマータイムが終わって、時間が一時間元に戻る。
集合時間は、変った後の8時半。
でも、在る人たちは勘違いしてこれまでの時間で集合。
つまり、1時間も前に集合していた。

そして、私たちのポスターを受け入れてくれた私立校へ行くと、
もともと用意されていた、プラカードの裏に、ポスターを貼っていた。

b0091346_7261116.jpg


ま、しょうがない。こんなものです。
なので、先生に頼んで、プラカードを裏表逆にして、先輩に借りたカメラで写真を撮った。
その後は、また元通り。
ま、しょうがないよね。

パレードは、本当に、すごい、すごい、すごい人で、
あっという間に人酔いした。しかも、ものすごい晴天で、暑くてくらくら。
どこから、こんなに子どもが沸いて来るんだろう・・・。

そして、月曜日、事務所に行き、カウンターパートが報告書を仕上げた。
なんとも、うまい感じに出来上がった。
所長は、それで納得。
この時期に、パレードをやれと言うほうが無理だ。と言っていた。
こんな、だまし、だまし、仕事を片付け、色んな感情がある。
が、終わったものはしょうがない。

もう直ぐ、グアテマラは年度が終わり、長期休みに入る。

今週末は亀を見に、先輩の任地へ行ってきます。
亀が涙しながら、卵を産むのを、ずっと、ずっと、ずーーーーと見たかったのです。
しっかり気分転換して、海に包まれてこようと思います。
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by fujika0316 | 2006-10-04 07:27 | 近況

    

世界一美しいといわれているアティトラン湖を擁する、グアテマラのソロラ県で環境教育の活動をしています。思ったことを、素直に・・・
by fujika0316
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駒ヶ根訓練所での訓練の様子からかいているので、時間があったら、遊びに行ってやってくださいな!!
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