空ノウタ


<   2006年 09月 ( 8 )   > この月の画像一覧



ミュータント・メッセージ



(ながーくなってしまったので、気が向いたら読んでください。。。)


今回、西に行って、暑さの恐ろしさを実感し、自分の中で新しい目標ができた。
よし、仕事頑張ろう!!スペイン語の勉強もがんばろ!!

と、張り切って帰ってきた。

月曜日の午前中は、予定されていた実習会がなくなったので、久しぶりに高校を訪問し、
今年度最後に、環境系団体と一日講習会を行う日程をつけてきた。
午後は、同じ事務所の算数プロジェクトのまるつけのお手伝い。

火曜日の午前中は、環境系団体の会議があり、来年度に向けてのプラン作り。
各団体のいいところ、悪いところ、可能性、危険性、資源等々、話し合い。
私たち教育省の、いいところ、悪いところをみんなしっかりと見つめていることに
とても感心すると同時に、自分の欠点も見えてきた。というか、言われた。

「環境の実践に関する経験が足りない」

はい。まさにその通り。
でも、こうして言いたい事を言えるのは、信頼関係がある証拠。
ちなみに、いいところは、「教師や学校関係者との信頼関係がある。」はい。
でも、気持ちよく終わってお昼ご飯を食べ、午後は事務所へ。
今日も、算プロのお手伝いーー。と思いながら、事務所に着き、まるつけ開始。
そして、ふとしたときに、自分の机の引き出しを開けてみた。

そこには、Oficios つまり、書類が入っていた。2種類。
1つ目は、会議への招待状。市役所から来たもの。日付は・・・、今日。
はい。もう、終わってます。

そして、二つ目が、首都からのもの。5枚つづり。
なんと、10月4日に、健康と環境の日(日本語で、なんていうんだろう??)
を全国的に祝うから、行進と、その後、式典を行いなさいと言うもの。
添付されている資料には、8時集合。10時終了。とのプログラム。
環境系団体、ジュースや水など、飲料系の会社の協力を仰ぐ。等々、
プランが示されていた。

でも、受け取ったのは、26日の午後。あと1週間しかない。
しかも、環境系団体の会議は終わったばかり。
私の中で、6月に行った環境の日のイベントを行うまでの苦労と、悩みが思い出される。
あの時、「イベントだけじゃ、意味はない」と実感したのに、
1週間で、子どもの心に残るイベントができるはずがない。

そして何よりも、今、グアテマラの学校現場は年度末。
10月の2・3週目には約1週間かけて年度末の大事な試験がある。
10月1日はこどもの日でそのイベントも、行われる。
9月15日に、独立記念日のパレードを行ったばかり。

そんな、一年中で、一番忙しくて、一番大事なときに、
子ども達と、教師の大事な時間と労力を裂きたくない。
と、若干、怒りでプルプルしてきた。

しかも、良く見てみると、県事務所にこの書類が来たのは21日木曜日。
私の教育開発局に来たのは22日金曜日の午前中。
でも、その担当者が、何の理由か知らないが、(もちろん、わかってるが)
よりによって、26日火曜日、会議の終わった後に、書類を回した。
これが、月曜日に知っていたら??電話がかかってきていたら??
等々考えると・・・・。ぷるぷる。

とにかく、話すしかないと思い、その担当者に掛け合うが、言い訳ばかり。
最後には、自分自身の仕事や、お金関係の愚痴。

その後、所長をずーーーと待っていたけど、待って出てきた答えは、
「自分は、書類を日程に沿って回した」ことの弁明と、
「明日、話せばいい」の一点張り。

結局、あまりにもプルプルしたので、カウンターパートの家へ。
書類を見せて、怒るかと思ったら、意外と落ち着いていた。
しかも、若干、笑顔だった。   今考えれば、彼女はイベント好きだった。
彼女の子どもと話して(遊んで)、私も気分転換できた。

そして、エアロビに行って、いろいろ考えて落ち着いてきた。
「社会に出たら、やりたい仕事より、やらなければいけない仕事の方が、断然に多い。」
のが、あたりまえなんだ。
大人になろう。と、自分を落ち着かせた。
夜、友達と話してく中でも、納得しようと頑張った。

そして、次の日。
とにかく、この短い期間でこの活動を実現させるには、どうしたものかと考え、
やらなきゃいけないことリストを作って、事務所へ。

所長の答えは、10月4日が、パナハッチェルのお祭りで、パレードをやるから、
そこに組み込めばいい。だった。
なるほど、悪知恵が良く働くな。    と思ったのもつかの間。

C.Pが、書類を見て、環境省の大臣と、保健省の大臣が来るって。と言った。
えーーーーーーーー!???

そして、書類の担当者に電話して、細かい事情を聞いた。
その後、彼女が言ったことは
「県の中心地でやらないといけないから、やっぱり、パナハッチェルじゃだめよ」
だった。
それからが、書類の嵐。どの学校を集めるか、その団体に協力を頼むか。
頭の中は洪水状態。おやつの時間も、とっくに過ぎていた。

そして、ふとしたとき、気づいた。

「本当に、環境省の大臣と、保健省の大臣が来るのか?」

そして、その書類を、もう一度、もう一度、ゆーーーーっくりみて見ると、
あて先が、うちの事務所の所長への個人の名前ではなく、
「各県の所長達へ」といったニュアンスになっている。
つまり、大臣なんて、来るわけがないのだ。良く見たら、その省の事でしかなかった。
(スペイン語は、ややこしいのです。)

念のため、他の県の事務所で働いている友達に電話すると、
やっぱり、その県にも、その通達は着ていたのだ。
つまり、全ての県で、このイベントを実施しなさいという命令。
あぁ。恐ろしい。

その時、私は悟った。子ども達を新たに集める必要はない。
パナハッチェルのパレードに、無理やり組み込もう。
そして、C・Pの言った、
「県の中心地でやらないといけないから、やっぱり、パナハッチェルじゃだめよ」
と言うのは、嘘だったのです。
そう、彼女は、グアテマラ人の中では、確実にいい人なんだけど、
平気でうそはつきます。
彼女は、イベント好きの目立ちたがり屋さんなので、パレードをしたかったのです。

でも、今回は、私は学校や子ども達に迷惑をかけたくないと言うのが一番の思い。
もう、パナハッチェルでやると決め、C・Pを説得。
最初は、しぶとく、ソロラでやりたがっていた彼女だったけど、
彼女の、「皆に好かれたい・目立ちたい」と言う気持ちを知っていたので、
「ここで、ソロラで子どもや学校を集めたら、表面では笑顔で来るかもしれないけど、
裏で先生たちが、私たちや事務所の悪口を言うようになるよ」と言ったら、
一発で納得した。         だって、本当なんだもん。

と言うことで、書類地獄と、ストレスと、プレッシャーからは抜け出し、
また、新たにやらなきゃいけない事を、こなし始めた。
でも、私の中で消えない、つもり積もった不信感。

最近の私の悩み。
学校の先生や、一部の教育視学官、関わりのあった子ども達、
そして、何より、一緒に活動している、カウンターパートや環境系団体。
彼らは、私の性格や思いをはじめ、理解をしてくれている。
そして、支えてくれ、一緒に進んでいこうとしてくれている。

でも、私の上司達は、私たちの活動を直接見ているわけではないので、
理解が深まらない。
日がたつにつれ、私たちに必要なものは、だんだん協力されなくなり、
「他の環境団体に、協力してもらったら?」の一点張り。

私は、他の環境系団体の援助を、取り付けるために活動しているんじゃない。
活動をすればするほど、他の環境団体の協力を得ることになる。というジレンマ。
という、ストレスと、他にも様々な要因が重なって、積もり続ける不信感。
それが、今回の事で、はじけた感もあった。


そんな中、疲れきって、帰った昨日の夜。
エアロビが急になくなったので、部屋で本の続きを読む事にした。
最近、友達から借りた「ミュータント・メッセージ」と言う本。

ある女性が、オーストラリアのアボリジニ部族とともに、
砂漠を歩くたびに出た時の、物語。エッセイ。
その体験自体も、本当に希少で珍しいと思うけど、
彼女が、感じた事、学んだ事、気づいた事が、そのまま綴られていて、
はまりかけていた。

そして、その本を読み始めて、今の自分に当てはまる事も沢山あった。
中でも、永遠について語られているところは、心にぐっと来た。
要約すると、全ての魂は永遠の存在であり、人との出会いは全て経験。
その経験が永遠につながっている。
その部族の人たちは、一つ一つの経験の輪を閉じている。
相手に嫌な勘定を持ったとき、その輪を閉じずに離れていったら、
人生の後半で同じことが繰り返される。
そのことを学ぶまで、何回も苦しむ事になる。
おきたことを良く観察して、学んで、賢くなるのは、とてもいいこと。
Etc・・・・。

ああ。私の実力じゃ、要約にならない。ま、いっか。
ぐさっと来た。これは、私も、これまでの人生の中で感じていた事だから。
一つの場所で、自分の今いる場所で、精一杯やって、
自分の中で「勝った」と思ったとき、次に、新しい自分の使命の場所へと進む事ができる。
これは、人間関係でも一緒。同じ事。
自分の出会った人と向き合っていく事の大事さ。
これは、自分が、ずっと感じていた事だった。

でも、頭で考えるのと、現実に直面している時に、自分が変ろうとするのは、違う。
最近、仕事で嫌な事があったら、ずっと、相手のせいにしていた。
「上司なんだから、責任があるはずでしょ」って、思っていた。

でも、本当は、今、ここでの経験からも、私は何かを学ぶ事が大事なんだ。
自分に納得できないと、自分が変って、何か変化が起きないと、
また、同じことで悩む。
人間関係も、目の前の現実も、その一時は逃げる事はできても、
「その問題で悩む自分からは、逃げる事はできない」
だから、自分が成長し続ける事、自分がいい方向に変わり続ける事が大事なんだ。

このことを、思い出させてくれた。

投げ出したくなる事も、愚痴っぽくなる事も、沢山あるけど、
今、ここで、このことを思い出したから、また、前に進める気がする。
いや、進んでいきたい。この葛藤も大事にしながら。

ありがとう。
[PR]
by fujika0316 | 2006-09-29 22:24 | 近況


はぁ。

なんだか、久しぶりのブログです。

先週は、海の町。いや、港町イサバル県、プエルト・バリオス市に行って来ました。
同期の任地でもあるこの場所で、環境教育の講習会のようなものがあり、
ソロラ県の私の活動を、事例のひとつとして、紹介してきました。
この県の教育省が、環境教育の本を作成したんだけど、そのお披露目会のようなもの。
参加者は、この県で活動している、環境教育の指導者達だった。

で、
感想は、

暑い、あつい、アツイ、熱い、あついーーー。
こうも暑いと、仕事にならないんだと、初めて実感した。
イサバルに来たのは3回目?何だけど、初めての仕事。
これまでは、旅行でしか来たことがなかった。

つまり、暑くても、ぶらぶら、ゆっくり、していたわけです。
でも、今回初めて、仕事して(といっても、人の話を聞いていただけだけど)
全く、スペイン語も頭に入らず、   ずっと、

日本でも、夏は、夏休みで休むよなーーー

と考えていた。

ここは、年中夏休みの気候。
そして、町の作りもだだっ広い。トラックが通れるように。
この暑さの中、町を歩いているなんて、考えられない。
しかも、風邪を引いたまま、持って行ってしまい、
(暑いところに行けば風邪も治る)なんて、甘い幻想は、幻想で終わり、
最後は、暑くて頭が痛いのか、風邪でボーっとするのかわからなかった。

ああ。

ソロラにいるときは、暑いところに行きたいーーー  って、思っているのに、
実際、こうも暑いところにいると、ソロラシックになったりして。
やっぱり、適度、丁度いいのが、丁度いいね。うん。

他にも、いろんな事があったけど、また機会が会ったら書こうと思います。うん。

そして、ソロラに帰ってきたら・・・。(また明日)
[PR]
by fujika0316 | 2006-09-28 06:49 | 近況


忍耐

今日も、講習会。
この1週間は、市役所に来ている、スペインからの環境教育のボランティアが講師。
私たちが、事前に教育視学官や校長先生を集めて、彼が講習会を進める。
昨日は、県内の教育視学官を対象に行い、
今日は、ソロラ市の2つの地域の校長先生が全部集まった。
明日は、残りの2つの地域だけど、私は移動をするのでカウンターパートが担当。

そう。 昨日の講習会は、いけてなかった。
開始時間は遅れまくり(いつものことだけど)、他のイベントと重なり、
集合率は50%だった。
内容も、概念、理念ばかりで、雰囲気が悪かった。もちろん、寝ている人もいた。
私としては、わざわざ、講習会に来てくれたのだから、精一杯、歓迎したかったのだけど・・。

そして、疲れて事務所に行ったら、急に 「この一年で植えた木の数を報告しろ」 と。
首都に提出するから。と。
まだ、各学校に、1年の反省の内容も配れてないし、回収できてない。
わかる範囲、つまり「植えた数 0」で報告書を作ったら、
上司に「それはないでしょーー」と言われ、「100」になった。
ま、以前、高校生の植林に付き合ったから、ま、いっか。

でも、例の上司と話していて、初めて頭が痛くなった。
人と話して、拒絶反応で頭痛がするということを、初めて体験した。
夕方、エアロビに行って、気分転換して・・・。
でも、夜、色んな事を考えて、なかなか寝付けなかった。


そして、今日。
会場の大学に行くバス停で、バスを待っていたら、ある校長先生に会った。
そして、一緒に行く。  折り紙や、パズルの話しをした。
会場に到着したら、もう4人くらいの先生が着いていた。
挨拶をする。    天気もいい。

そして、開始時刻15分遅れで開始。
でも、雰囲気がいい。陽気な校長先生たちが、雰囲気を盛り上げてくれる。
今日の担当の地域は、環境の日をはじめ、何度も講習会で会って来たので、
私たちの活動も、理解してくれている。
講師のスペイン人も、昨日の反省を生かしたのか、話し合いや、活動の多い内容だった。
笑いや、冗談が沢山出てくる内容だった。

そして、最後。
以前、私たちの活動にとっても消極的だった先生が、感謝のコメントをしてくれた。
木が必要な学校を募ったら、何人かの先生が来てくれた。

なんだか、今まで、来年の活動をどうしようか悩んでいたけど、
今日の、楽しそうな先生たちを見て、「やっぱり続けよう」と思った。
なんだか、自分の妥協点も、見つけられそうな気がしてきた。

そして、気分良く、事務所に帰ってきた。

自分は単純なんだなって、改めて思った。
そして、仕事・活動が充実することって、大事なんだと改めて思った。
一つのことが不安になると、他の事まで影響を受けたり。
そんな時、大事なことは忍耐だと思った。
耐えること、簡単なようで難しい。
でも、この、「耐えること」は、大人になることと関係しているのかも。
真っ暗闇のトンネルも、いつか抜けて、太陽の光が見れるから。
朝の来ない夜はないから。

大人の階段。なんだか、懐かしい言葉だね。
でも、とにかく、一歩ずつ。
[PR]
by fujika0316 | 2006-09-20 05:52 | 近況


温泉

15日、グアテマラの独立記念日。
同期とともに、Xela(シェラ)という、グアテマラ第2の都市に行って来ました。
この都市のお祭りと、独立記念日の2つの行事が重なっているので、町をあげて大盛り上がり。
と思いきや、中心部はたいしたことない。

実は、町のはずれの大きな広場が、お祭り会場になっていた。
可愛い写真を沢山撮りました!!

いろいろ、書きたいことは沢山あるけど、なんだか疲れたので、また今度。
昨日は、近場の隊員で、温泉に行って来ました。
疲れが取れると思いきや、
たまっていた疲れがどっと、噴出してきた。

今日は、講習会に行ったけど、面白くなかった。
水曜日から、Izabalという、西の街へ行く。

海へ。

あ、プレゼン、まだ作ってない。

つれづれなるままに。
[PR]
by fujika0316 | 2006-09-19 06:57 | 近況


不器用

私は、つくづく自分が不器用だと思う。

一度「もうだめだ」と、思ってしまった相手に対して、愛想をつくことが、全くできない。
最近、ソロラでの人間関係で、信頼を失っていく人が何人かいる。
その人たちに対して、自分がどのように接していいのか、わからない。

特に、夫婦間の問題は複雑で、いろんなことがあって、
その人の、一人の人間としての部分が出てくる。
ま、大体、夫が愛人を作っている場合が多いのだけど。

そこから、様々な問題が生じて。。。    ごちゃごちゃして。

そういう話を聞くと、私は、勝手に子どもの顔が浮かび、怒りを感じてしまう。
一度、自分がそうなると、私はその人に対して、笑顔を見せられなくなる。
昔から、嘘をつくことが苦手で、
嬉しい気持ちも、怒りも、悲しみも、全てそのまま顔に出るタイプだった。

私にとって、社会人1年目のこの場所でやっていけるか心配だったけど、
今まで何とかやってきた。

それは、言葉と言うハンディがあったから、
状況や真実がわかっていなかったから。ガイジンだから、みんなが大事にしてくれたから。
かもしれない・・・。  と思い始めてきた。

これまでは、汚い世界があるといわれても、多分、頭でしかわかっていなくて、
自分が目の前にしている状況も、大した事のないことかもしれない。
でも、自分の中では、結構、ショックが大きかったりするんだよね。
ショックと言うか、「人間に対する信頼」を失いかけたり。

でも、「人間なんて、そんなもんだよ」と思ってしまうことは、悲しすぎる。
だから、そうなりそうになるたびに、色んな事を考えて、
今までに出会った誠実な人たちを思い出して、「自分は、絶対にくさらない」と言い聞かせる。

そんな時、私のカウンターパートの存在が、どれだけ大きいかを感じる。
私は、結局、あと1年後に帰る人間。  彼女は、ここで生き続ける人間。

きっと、彼女はもっと小さなときから、色んな現実を見、聞いてきたことだろう。
そして今でも、色んな状況の中で生きている。それでも彼女が強い、笑顔。前向き。
彼女がそうやっていられるのは、旦那と子どもの存在が大きいからなのかもしれない。
辛いことを相談し、理不尽なことは一緒に怒り、もちろん、嬉しいことは分かち合う。
精神面だけでなく、子どもの学校の送り迎えや、家事も分け合っている。
彼女は結婚して10年なのに、今でも嬉しそうに旦那や子どもの話をしてくれる。
私は、そんな話を聞くのが大好きで、楽しみにしている。

世界中の子どもが笑顔になるためには、
周りの大人が、一人の人間として成長し続けることが必要だと思う。

お金も、社会的地位も、外見も、全て外した真っ裸の一人の人間として。
そのために、哲学や、心から信じられるものが必要なのかもしれない。
[PR]
by fujika0316 | 2006-09-15 05:07 | 近況


W会 ありがとう

先日、首都に行ってメールボックスを開けたとき、入っていた。
茶色い封筒に入った、こむこむからの手紙・CDが。
W会(ワールド会)は、留学経験者が集まって出来た会。
大学に来ている留学生と交流したり、
留学について悩んでいる後輩の相談に乗ったり、サポートをしたりしていた。
私も、半年間カンボジアに私費留学していたので、ワールド会に入れてもらっていた。
彼らは、留学時代色んな苦労を経験したり、異文化の中で生活した体験を持つだけあって、
個性豊かで、面白い人が多かった。

1年2ヶ月前、グアテマラに出発する前に、有志で送別会を開いてくれた。
社会人3ヶ月目のみんなが、とても大人に見えたことを覚えている。
その時、ドッキリプレゼントとして、作ったビデオを見せてくれた。
でも、残念ながら、時間がなかったので、途中で終わりお開きになった。

そのビデオを、こむこむがCDに焼いて、送ってくれたのだ。
ソロラに帰って、一気に全部見てしまった。

そのCDには、送別会のときのみんなのメッセージと、
撮ってくれた、ビデオの2つが入っていた。
約1時間。本当に時が経つのを忘れて見てしまった。
懐かしい顔、懐かしい声、懐かしい雰囲気。おいしそうなご飯(笑)
澤野大地ネタとか、マジで懐かしい(笑)
本当に1年ぶりに見た分、感動も大きかった。ちょっと日本に帰りたくなった。
うーん。日本に帰りたいというよりも、みんなに会いたくなった。

そして、みんな社会に出て、色んな場所に散っているはずなのに、
こんなに沢山の人からのメッセージが入っていることにびっくりした。
きっと、連絡を取って、会える場所まで行って、ビデオにメッセージを撮って。
私の想像を超えるくらいの苦労があったんだろうなあと思う。
本当に、本当にありがとう。

w会、活動期間は1年間程度だったのに、思い出は本当に深い。
キャンプに行ったり、鍋会をしたり、夜中に流星群を見に行ったり、
お寿司を食べに連れて行ってもらったり、教室にみんなで集まったり。

今でも、ブログや日記なんかで、みんなの頑張っている様子や、考えていること、
社会の中で、悩んだり、葛藤したり、喜んだり、成長したりしている様子を読んで、
本当に元気をもらっている。
きっと、1年後に会うときには、みんなすごく大人な社会人になっているんだろうなー
と思う。

1年後、また会う時には、2年間のブランクがないくらい自然に話をして、
盛り上がって、楽しい時間が過ごせることを信じている。
ここは、ブログだから個人の名前等は出せないけど、一人ひとりに伝えたい。
本当に、ありがとう!!!
[PR]
by fujika0316 | 2006-09-14 01:38 | 近況


「寂しくなるね」

仕事が終わり、事務所の玄関から出ると、2人のおばちゃんが歩いていた。
笑顔で挨拶を交わし、何故か一緒に歩き出す。

一人のおばちゃんは、顔に見覚えがあったので、世間話をしながら歩いていた。
事務所の下の方にある高校で、活動の報告会があり、
弟が発表したので見に行って来たとの事。

内容を聞くと、「未就学児童を減らすプロジェクト」を行ったそうだ。
ソロラ市の中で、未就学児が多い地域を調査し、学校の先生と話し、
図書や、ゴミ箱等を贈ったらしい。
「ほうほう」と思いながら聞き、天気の話にもなる。

そして、しばらく経って、名前を聞く。「マリア」さん「セルシア」さん、
そして娘の「ダニエラ」さんだった。ちなみに娘は背中におんぶされている。
そこまで聞いたのに、「どこで出会ったのか」聞けなかった・・・。
別に、ここで気を使う必要はないのに、ごまかしてしまった。
ちなみに、なぜか、私の名前は知っていた。

その後も、何気ない話をしながら歩いていく。
そして、一人のおばちゃんは去り、子どもをおぶったおばちゃんと歩く。

おばちゃん「いつまでここにいるの?」
私「来年の6月までだよ。2年間の仕事で1年終わったから、あと1年だよ」
おばちゃん「そっか。それで、行ったら、また戻ってくるの??」
私「うーん。旅行で来ることはあっても、住むことはないと思う。」
おばちゃん「そうなんだー。寂しくなるね・・。」
私「うーん。うん。」


偶然会ったおばちゃんに「寂しくなるね」と言われて、正直、嬉しかった。
それが、お世辞だったとしても、話の流れだったとしても。

やっぱり、「いてほしくない人」でもなく、「いてもいなくても関係ない人」でもなく、
「いてほしい」人になりたい。
最近、ちょっと、疲れていただけに、嬉しさが染みた瞬間でした。
[PR]
by fujika0316 | 2006-09-08 22:37 | 近況


ふとした出会い


先日、みほこさんが日本に帰ると言うことで、先輩隊員へのビデオを預けるために、
パナハッチェルに行ってきた。
おいしい夕食を食べた後、ソロラまで帰る。

その時、ピックアップトラックではなく、夜8時の最終バスに乗ることができた。
バスは走り出す。
疲れていたので、特に周りに気を使っていなかった。

私が取り出したものは、1ケッツアール(約15円)硬貨が10枚まとめられて、
テープで留められたもの。
家を出てくるときに、小銭がなくて、以前、隊員会から支払われた袋から取り出した。

そのテープで留められたものを、びりびりはがしていると、
隣のおばちゃんの視線を感じる。
ふと見上げると、おばちゃんのかわいらしい顔。

「留められたテープ?」
「そう。10枚で一つになっていた方が、分かりやすいでしょ。」
「ふーん。」
と、不思議そうな顔で見ているおばちゃん。
でも、そこから2人の会話が始まる。

自分が、ここで働いていること。おばちゃんが、なぜ、この時間にバスに乗っているか。

おばちゃんは、月に2回、洗濯のアルバイトをしているのだそうだ。
ということは、その依頼主は、15着以上の服を持っているということ??
おばちゃんは、「さっきまで、アイロン掛けをしていたんだよ」と言って、
私の手をぎゅっと握ってくれた。

そのおばちゃんには、子どもが2人いる。
インディヘナのおばちゃんにしては少ないと思ながら、話を聞いていると、
2人、小さいときに病気で亡くしたということ。

でも、今は、6人も孫がいるから幸せだと話していた。

最後、マヤ語のひとつである、カクチケル語の話になる。
こんばんはって、何て言うの? さようならは?? 
私は、「元気?」って何て言うか知っているんだよ。

カクチケル語は、スペイン語と違って、発音が難しい。
「難しいね」と言った私に、

「Poco a poco」ポコ ア ポコ (少しずつ)
と、おばちゃんが言った。

少しずつ。

久しぶりに聞いたこの単語に、なぜだか安堵した。
少しずつ。

別れ際、発音の悪いカクチケル語で「さようなら」と言った。

そして、「Poco a poco」と、口の中でつぶやいた。
[PR]
by fujika0316 | 2006-09-07 06:52 | 近況

    

世界一美しいといわれているアティトラン湖を擁する、グアテマラのソロラ県で環境教育の活動をしています。思ったことを、素直に・・・
by fujika0316
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
以前のブログ
2006年5月に、ネット接続上の都合により、以前のブログから引越してきました☆
以前のブログは、「Pu-ga」

http://white.ap.teacup.com/fujika0316/

駒ヶ根訓練所での訓練の様子からかいているので、時間があったら、遊びに行ってやってくださいな!!
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧