空ノウタ


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可愛い☆おねだり

スペイン語で、「可愛い」を、bonita (o) ボニータ(ボニート)と、言う。
もしくは、chura(o) チューラ (チューロ)とも言う。

なので、例えば、かわいい赤ちゃん(女)に出会ったとき、「ケッ チューラ」と言えば
お母さんも、大喜び☆

先日、ソロラに唯一あるスーパーのレジに並んでいた。

すると、かわいらしい声が

「Mama chura, mama chura. ¡Mira alli! ¡mira! 」
ママ チューラ、ママ チューラ ミラ アイー ミラ
可愛いママ、 可愛いママ、 見て あそこ!! 見て

見る はスペイン語でmirar (ミラール) 活用があるので、
見て は、mira (ミラ)となるのです。
なんだか、日本語に近いでしょ??これが、かわいいんだな。

その子がさしていたのは、お・か・し 
可愛いと言われたお母さんは、その方向を見るも、
「ほら、早く行くよ!!」と、行ってしまった。

その光景を見て、なんだか、日本が懐かしくなった。
というよりも、
こういう光景って、世界共通なんだなって思った。

おねだりするときは、ほめるのが一番。

「きれいなお母さん、これ買ってーー」
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by fujika0316 | 2006-06-28 06:07 | グアテマラ


先生の日 

6月25日は先生の日(Dia de Maestro)だった。
その影響で、子ども達は6月21日から7月2日まで授業がない。
私も、休めるものとわくわくしていたけど、ここは事務所。 そう甘くはなかった。

そして、6月21日の火曜日に、教師の日を祝うイベントを行った。
場所は、サン・フアン・ラ・ラグーナ San Juan La Laguna という町。
車で1時間半位。 朝、私の所属する教育開発局のメンバーは、6時半に集合。
私たちの担当は、飾り付けだったので、先に出発することになったのだ。

約10人が2台に分乗して出発。
私は、上司である局長の車に乗ったんだけど、この局長が、実はスピード狂だった・・。
知らなかった・・・。
一応、上司の車なので、おやすみ3秒の私でも、話に参加していた。
でも、途中、山道に入り、吐き気を感じたので寝ることにした。

そして、着いた場所は、町まで後5分で着くと言う場所にあるレストラン。
ここでみんなで朝ごはんを食べることに。
18ケッツアール、約270円だったけど、目玉焼(卵3個分)、フリホーレスと言う豆の煮込み、
そして、焼いてある肉、主食である、とうもろこしからできたトリティーヤ、コーヒーだった。

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朝から、こんなに・・・。と思ったけど、意外とおいしくて食べきってしまった。
湖を見ながらの朝食は、本当に贅沢だった。
そして、到着。
もう、会場には、ステージやいす、私たちの作った飾りが準備されていた。
面白かったのは、観葉植物が飾られていたんだけど、そこに紙でできた花を飾っていたところ。
それが、いかにも安っぽく見えてしまうんだけど、その発想があっぱれだった。

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そして、局長に呼ばれ、局長の実家と両親を紹介してもらった。
局長は研修で日本に行った事があるので、私をとても大事にしてくれる。
局長の実家は、その町から車で5分のところにあるサン・ペドロと言う町。
みんなが準備しているところを抜けて、その実家へ向かった。

家に着くと、お父さんと、お母さんがいた。
家はとても大きくて、ちょっとした林があった。
そこには、何種類かの果物の木があり、局長は、落ちている実を一生懸命拾っていた。
うちで飾られている写真や、卒業証書などを見ていると、とても面白かった。
時間もあまりなかったので、早々と、会場に戻る。

そして、会が始まる。
会は、私のC.Pに言わせると、「恐ろしい」Horrible だった。
恐ろしいほど、つまらないと言うこと(笑)
C.Pは正直でいい。
市のバンドの演奏、マリンバの演奏、表彰、市長の話、教育長の話、高校生の歌。だった。
この、高校生が、ちょっとしたおでぶちゃんだったんだけど、黒のミニスカートで登場。

あらら。と思ってたけど、歌い始めたら、意外と上手じゃなーい!!と思った。
踊りながら、回りながら、歌う、歌う。

でも、後で聞いたら、口ぱくだった。

恐ろしい。


そして、お昼ご飯。
これは、準備されたものが出たんだけど、お世辞にも、おいしいとはいえないものだった。

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会は終了し、私たちの局は、朝ごはんを食べたレストランへ。
このレストランのオーナーが、局長の友達で、おやつをサービスで出してくれるということだった。
このレストランには、プライベートビーチ(と呼んでいいのか??)
にあたるような場所を持っていて、そこで、プレゼント交換を行った。

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そして、そのおやつを食べて、みんなで雑談。
私の局には、最近新しいメンバーが来たので、そのメンバーのためを思って行ったらしい。

帰り道、局長が同じ車に乗っていたメンバーを、カフェに招待してくれた。
そのカフェは、森の公園の中にあって、なかなか雰囲気は良かった。
でも、寒かった・・・。
そこでは、局長が日本に言ったときの印象をや、思い出を語ってくれた。
3日間、静岡県の家族のところで、ホームステイ経験をしたらしい。
その時家族が、100円ショップに連れて行ってくれたとのこと。
その、100円ショップには、何でもあって、グアテマラ家族へのお土産を買ってくれたらしい。
なんだか、その光景が想像できて、笑えた。
やっぱり、人は、優しくされたことはいつまでも大事な思い出として残るんだと思った。

そして、やっと帰宅。
帰ったときには疲れ果てていて、ばったんきゅーだった。

後日談として、そのお昼ご飯が悪かったようで、
次の日、事務所の人の半数がお腹を壊していて、トイレは混雑していた。
本当に、恐ろしい式典だったんだなって思った。
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by fujika0316 | 2006-06-27 07:18 | グアテマラ


切れない絆

ある2組の親子と出会った。

先週の日曜日。

首都からソロラに帰る途中、Los Encuentros(ロス・エンクエントロス)という、
幹線道路から、ソロラの町へ行くバスに乗り換えるところがある。
そこで、バスに乗って出発を待っていた。

すると、後ろのほうで叫び声が。そして、どたどたどたーーーーっと、人が入ってきた。
何事かと思ったら、酔っぱらいだった。
もう、いい年をしたおじさん。
そのおじさんがバスに乗ろうとするのを、乗務員が下ろそうとしていたのだ。
そして、その近くには、小学2,3年生くらいの男の子もいた。

おじさんは「降りなーい。もう、バスに乗ってるーー」など、わめいている。
そのおじさんを、男の人3人がかりで引きずりおろした。

地面に寝ているおじさん。
その横には、男の子がいる。

男の子の顔を、私はなんだかまともに見ることができなかった。

どうしていいのかわかるはずもなく、私は座っていた。
すると、1台の軽トラックが登場した。
そして、運転手とその場にいた人が、荷台に、そのおじさんを乗せた。
その男の子は、荷台の、その、父親と思われる人の近くに座った。

どんな親であっても、その子にとって、親は、そのおじさん一人なのだ・・。



ある、市場の日。
人ごみの中を歩いていると、ある場所で人通りが鈍る。

近くまで来て、その理由がわかった。
ある、子どもが寝ていたのだ。    母親と一緒に。
私は、何か発作があって倒れて、救急車を待っているのかと思ったけど、違った。

物乞いをしていたのだ。
少女は、色鮮やかなグアテマラの布に包まれていた。
左手は途中からなくなっていて、右手も途中で曲がっていた。

一瞬頭が真っ白になり、私は、そこを通り過ぎた。

色んな考えが、頭をよぎる。
でも、時間が経つたびに、強くなる思いは、

「地面に寝かされている子どもがかわいそうだ」ということだった。

いくら物乞いのためとはいえ、こんなに人通りの多い市場の地面に寝かせるのは、
その子の健康のためにも、絶対に良くない。

なんだか、親が、その子の価値を下げているように思えてならなかった。

でも、これは、日常ではないのだと信じたい。
なぜなら、わたしがその親子と出会ったのは、今日が初めてだから。
そして、その親子だけに責任があるわけではない。
グアテマラの社会の中では、障害者として教育を受けること、働くことは、まだまだ多くの困難が残っているからだ。

物乞いは、最後の選択肢だったのだと信じたい。

教育は、人間としての価値を高める。
人間を自立できるようにし、人と協調して生きることを教える。

一方、物乞いは、人に左右されて生きることになる。
自分から働きかけるのではなく、お金を待ちながら生きる、受身になる。
それがひどくなると、
「お金をくれる人はいい人。くれない人は悪い人」との思いが起きてしまう。
やっぱり、それは、人間としての価値を高めることには、ならないと思う。

親子
親と子ども

これは、切っても切れない縁というよりも、
切ることなど、絶対にできないのだ。
子どもにとって、親は唯一の存在なのだ。

世界中に、親子、家族が存在している。
「世界中の家族が幸せになれば、戦争は絶対に起きない」という私の考えは、
日々、強くなるばかりである。
「世界中の家族が幸せになること」と、
親として、いや、一人の人間として、人間性を高めることは強いつながりがある。

その、人間性を高めるために教育があると、私は思っている。
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by fujika0316 | 2006-06-24 07:08 | 近況


番外編

「明日は」といった番外編が、10日以上も経ってしまいました・・・。

ま、忙しかったと言うことで許してください。

番外編と言うことで、イベントが終わってからの出来事を紹介したいと思います。
1つ目は、このイベントを通して、私たちの環境教育に資金を提供したいと申し出てくれた団体があったこと。
2つ目は、グアテマラの新聞に、今回のイベントが紹介されたことと、その反響です。

なんだか、言葉遣いに迷いがあるけど(笑)許してね。

この、1つ目の環境教育に資金を提供したいと言う申し出があったことは、本当にびっくりで、本当に嬉しいことだった。
5日にイベントがあり、翌日6日、C.Pに連絡が入った。
「明日(7日)、会議があるから、3時に事務所に来てください」と。

そして、7日
この日は、パナのみほこさんのお宅に行ったんだけど、途中で切り上げてソロラに向かう。
そして、到着すると2人の男の人が来ていた。
その人たちが、その団体から来ている人らしい。
環境を守る活動をしているらしいのだけど、住民に対する講習会にもっと力を入れたくて、その一環として、私たちに出資をしたいとのことだった。
c・pや他の団体の人たちが、今回のイベントを行う経緯や住民とのかかわりについて話をした。

そして、和やかな雰囲気のまま終了。

その後、環境系団体と話し合った結果、今年、後2回、環境委員会への講習会を行う予定なのだけど、その、後半のほうで資金を使えるように交渉していこうと言うことになった。

こうやって、イベントをやることで、多くの人に知ってもらうことの大事さをすごく実感できた。
また、C.Pや、他の団体の人たちにとっても、自信につながると思う。

二つ目は、グアテマラの新聞Prensa Libre に紹介されました。
これは、JICA事務所の中に広報班というのができて、そこの担当の方が連絡をとってくれたので、実現した。

翌日6日と、12日に掲載されたんだけど・・・・・

今度は、15日の木曜日。またまた緊急会議があると言うことで呼ばれた。
そこについて、会議が始まると、12日の新聞記事が。
その、会議を主催した団体が、「この記事を見てどう思う?」
と聞いてきたので、ゆっくり読んでみた。

そして、納得。

記事には、いかにも私と教育省でイベントを行ったかのように書いてあり、
更に、一番最後の部分に「協力してくれる環境系団体を探しています」との言葉が・・・。

これでは、今まで一緒に作ってきた団体が怒るのは自然なこと。
また、真剣にやっているからこそ、こうやって、会議を開いてくれたのだと思う。

なので、自分なりに事情を説明した。
新聞記者が勘違いをしていること。
事前に、みんなで作った計画書をきちんと提出してあること。
上司は、環境系団体に感謝をしていること。

そうやって話していくうちに、納得してくれた。
また、私も緊急で翌日金曜日に首都の事務所に行き、ちゃんと説明をしてくることにした。
そのことも、みんなに納得を与えたらしい。

一度は、「もう協力できない」と言っていた団体も落ち着いてきた。
そして、次の講習会のテーマを決めて解散。

一時期は、かなりびっくりしたけど、大分落ち着いてきて、本当に良かった。
やっぱり、これからの一歩一歩が大事だと実感したのでした。

番外編終わり。
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by fujika0316 | 2006-06-22 23:33 | 近況


環境の日(続き)

一通り、参加者がパレードを終えて公園に集合。
うちの事務所の所長の挨拶に始まり、国旗と、国歌斉唱。

そして、県庁から県知事に代わる人の挨拶。
その後、1分間の黙祷。
そして、1分間の拍手。

この1分間の拍手って言うのは、日本にはない習慣だよね?
ちょっとグアテマラを感じる。

この頃、首都から事務所の広報班の人たちと、私の担当調整員が到着。
パレードで、道がふさがれていたらどうしようかと思ったんだけど、無事だったみたい。

そして、市長の挨拶。
インディヘナの市役所というのもソロラにはあって、そこの市長も挨拶。
インディヘナの市役所が、何なのか不明なので、また何かわかったら書こうと思います。
そして、小学生・代表声明。

その後に、調整員の方が、挨拶をすることになった。
これは、全く聞いていなかったと思うので、きっと、びっくりしたと思う。
でも、無事に挨拶をしてくれて、私も挨拶をすることに。

私 「おはよーーーう!!子ども達!!」   みんな 「おはよーう」
私 「もう一回!!おはよーーーーう!!!」 みんな 「おはよーーーう」

お決まりの挨拶。そして、校長先生、先生方へのお礼。
そして、今の活動のこと、環境委員会を発足したこと、その理由
「グアテマラの環境は、グアテマラ人自信が守らなければならないこと」を話す。
そこまで話して頭が真っ白になったので、長くなるのも良くないと思って、終わらせた。
後で、「矢沢栄吉のコンサートみたいだった」と事務所の人に言われた(笑)

そして、その後は、合唱コンクールの始まり。
まずは、環境系団体の「Lagun Artean」と、うちらの事務所が歌う。
うちらは、金曜日一日しか練習できなかったんだけど、なかなか、楽しく歌えた。

その後は、子ども達の歌。

ちなみに、審査員6人にお願いの書類を渡していたのに、来たのは2人。
と言うことで、急遽、代理を3人立てた。  その中に、私も入ることにした。
C.Pは反対したけど、押し切った。
なぜなら、審査員をまとめる人も必要だと思ったから。
そして、C.Pを始め、みんなに仕事を任せたほうがいいと思ったから。

この考えは当たり、イベントが終わりかけた頃、審査結果をひたすら集計することに。
集計担当者でさえ、集計の仕方がわかっていなかったので、
自分が入って、本当に良かったと心から思った。

歌の方はと言うと、色んな学校が、色んな個性を見せていた。
残念なことに、私は審査員で、歌っている子ども達の後ろから見ていたので、
あまりいい写真は取れなかった。

でも、こんな、伝統的な劇を見せてくれた学校も。

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人間役の子どもと、鹿役の子どもがいて、人間が鹿をやっつけようとするけど、
どうしても、やっつけられない話。
私にとっては、楽しくてお気に入りだったけど、隣の審査員は
「これは合唱ではない」と言って、点数をあげなかった。
ちょっと、現実はシビアだなあと思った。

そして、これは、サンティアゴアティトランからのゲスト出演の合唱。
3曲も歌ってくれて、何より練習を重ねているだけあって、発声もいい。

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私が嬉しかったのは、San Jorge La Laguna (サン ホルヘ ラ ラグーナ)という、
ソロラの中でも、少しバスで下りたところにある村の学校の子ども達が、
一生懸命歌って、2番を取ったこと。

この学校の先生が、唯一、ソロラの学校の中で締め切りを守って、申込書を出してくれた。
私は、始まる前に、C.Pに「この学校にボーナス点を上げたい」と言ったけど、反対された。
ま、確かに、みんなは怒るかもしれないなと思って、私もあきらめた。

でも、ボーナス点を上げるまでもなく、彼らは2番になった。
ま、ゲストが一番なので、実質、ソロラでは一番になったことになる。

やっぱり、先生がずっと前から計画をして、子どもと練習をしていたんだから、
道理と言えば、道理なのだろう。
でも、本当に嬉しかった。
この結果を胸に、先生も子どもも、自信を持ってくれたらと、心から思う。

話は横にそれたけど、コンクールは無事に終了。
と言いたいけど、最後の辺りは、半分以上の子どもが去っていた。
場所が場所だし、しょうがないと言えばそれまでだけど、やっぱりちょっと悲しかった。

その後、審査員がリサイクル工作を審査している間、
C.Pがその場で考えて、「環境呼びかけコンテスト」をしていた。
参加したい人がステージに上がってきて、環境について呼びかける。
そして、それを聴衆が拍手で審査すると言うもの。

私は、必死に集計していたので、あまり良く聞き取れなかったけど、
みんなの楽しそうな声が聞こえてきた。
こうして自分で工夫をして活動できるC.Pは、本当にすごいと思う。

そして、最後、表彰!!!!
となったときに、ハプニング。
「賞品がいくつかなくなっていた」のだ。

私は、担当者に、事前に「どれが、何位への賞品か分けておいてね。」と頼んでいた。
それがされてないだけでなく、商品の管理もできていなかったのだ。
これは、さすがにやばいと思って、後は自分で仕分けして、仕切ってしまった。

私も、気になっていたのだから、もっと事前に声をかけておけばと思った。
やっぱり、行事の中心者として「最終的に責任を取る」ことをもっと考えるべきだったと反省した。

でも、ま、とにかく無事に終了したので、良かった。良かった。
その後は、みんなはお昼を食べに行き、解散をした。
私は、事務所から来てくれた人たちと一緒にご飯を食べて、色んな話しをした。
こうして、自分の活動を口に出して説明したり、話したりすることは、
自分自身も客観的に見つめられていい機会だと思う。

でも、イベントが終われば、それで終わりではない。
ここからどう踏ん張るかが、一番大事なところだと思っている。
一ついえるのは、今回のイベントを通して、みんなが自信を持ってくれたことだ。
そして、環境系団体とも信頼関係が築けたこと。

これからも、進む道と、周りの人を見て、進み続けようと思う。

(明日は番外編)
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by fujika0316 | 2006-06-07 06:04 | 手紙


6時だよ。全員集合

朝 6時集合。


だけど、全員来るはずがない。

私は、朝4時半に眼が覚め、一日の大成功を祈る。
緊張で気持ちが高まる。
不安になると、「何のため」にこのイベントをするのかを、見つめなおす。
そうしているうちに、落ち着いてきて、やるしかないという気持ちになる。

そして、6時に間に合うように公園へ。
もう、その時間には、首都や第二の都市Xela(シェラ)行きのバスがある。
だから、顔なじみのバスのおじさんたちも、働いている。

挨拶をして、公園へ。
それらしき人影を探したけど、いなかった。
でも、向こうのほうに一人、おじさんが!!環境省のおじさんだった。
挨拶をすると、じゃ、荷物を取りに行ってくると、事務所に向かった。
私はみんなを待つことになった。

そして、市役所との約束だったステージは、建設されていない・・・。

でも、とりあえずはみんなを待つことに。
手持ち無沙汰なので、体操をする。   気持ちがいい。
駒ヶ根時代が懐かしく、また、この一年、朝運動しようと何度も思いつつ、
結局、寒さと布団に勝てなかったなーと思う。

空を見ると、すごくきれいな色をしていた。

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向こうのほうに光るのは、明けの明星か。
雲はなさそうだったので、一安心。

そして、15分後にカウンターパート登場。
ステージが建設されてないのを見て、ちょっと怒りかけ。
「もし、建設されなかったら、もう、今回の行事はしない。
市役所の責任よ!!」   と言い出す。
いや、いや、と、なだめる。その後は、今日の流れや、仕事の確認をする。
そうしているうちに、6時半にほとんどの人がやってきた。
「どうしたの??」
「布団が、ひっついて離れなかったの。」
はい。ここで怒っていたら、仕事になりません。

その後は、風船を膨らませたり、大道具を運んだり、とにかく準備開始。
7時半には、私の事務所の同僚も到着。
ステージを建設するおじさんたちも、やっとやってきた。
そのころ、トラックの後ろに乗って、事務所の荷物をとりに行く。
道で、子ども達が動物や、プラカードを持って歩いているのを見て、
気持ちが高まってきた。
トラックの後ろで、黒のジャンバーを着てると、大学時代の華道部を思い出す。
懐かしくもあり、気合も入る。

そして、8時前、パレードの出発場所に着くと、道をはるか遠くまで埋める子ども達が!!
でも、担当者に、全部の学校に渡すように書類を渡したのに、結局渡っておらず、混乱。
役員みんなで、整理に当たる。

そして、8時半に先導するパトカーと、市のバンドが来て、やっと出発。
これが、19校もあるものだから、長い長い。
私は、バンドの後ろで歩くようにいわれたんだけど、
(これは、普通のパレードだったら、市長さんやミス・ソロラとかが歩くところ)
気後れしたのと、あんまり働かない同僚が、嬉しそうに、その場所で歩いているのを見て、
引いてしまったので、私は抜けることにした。
私は、やっぱり、陰で準備したり働くほうが性にあっているらしい。

パレードの中では、ごみを拾う子ども達がいたり、踊っている子もいて、良かったと思う。
これは、自然を表現した作品。
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ただ、反省点として、後ろの方は音楽が全く聞こえてなくて寂しかったこと。
独立記念日のときなんかは、各学校が独自にバンドや音楽を持参するから、
そんなことはなかったんだけどね。
だから、この反省点は次に生かすようにしよう。

こうして、パレードしている間に、やっとステージの飾りつけが完成。

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でも、なんと、頼んでいた司会者が来なかった・・・。
探し回ったんだけど・・・。
結局、私の事務所の同僚が、一人でやることになった。
私は、そのステージで待っていると、自転車に乗った警察官が登場。
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今回は、パトカーの前を、この自転車警察官が先導していた。
道の整理があまりに直前だったので、自転車で走り回ってくれたらしい・・。

そして、続々学校が登場した。
最後には、馬を2頭連れてきた学校もいて、楽しかった。
個人的には、その馬に乗りたかった(笑)

最初、C.Pが、生きた動物も、持って来るようにしよう。
と言い出したときは、どうなることかと思ったけど、
こうして、やってみると、何とかなるものだ。
やっぱり、グアテマラの習慣や文化は、グアテマラ人じゃないとわからない。
反対意見を押し切らなくて、良かったと思った。
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by fujika0316 | 2006-06-06 23:11 | グアテマラ


環境の日  1

無事に終わったーーー!!!
はい。
本当に、無事に終わりました。良かったーーー。
終わってこうして振り返ると、いろんな事が思い出されてくる。
約1ヶ月前から準備を始めて、ぎりぎりまでいろんな事があって・・・。

これから、2回か3回に分けて、様子を報告したいと思います。
(どうしても、文章が感情的で長くなってしまうので)

まずは、前日の気持ちから。一言で言うと、

「こんなにぶっつけ本番の行事をするのは、初めて」

と言うことだった。
今回の主役は子ども達。
パレードに参加するのも、合唱コンクールで歌うのも、リサイクル工作を作るのも。

日本だったら、例えば中学校の文化祭でリサイクル工作の展示会をするにしても、
約1週間か2週間前には、作品は集まっている。
名札もちゃんとあって、前日には展示をして、目録まで作ることもある。
大学最後の年に、美術、書道、写真、華道の4団体で芸術展をしたときなんかは、約1ヶ月前には、作品の締切日があった。

今回の締切日は、先週の水曜日。
それでも、私にはぎりぎりだと思っていたのに、集まったのは約3校。

合唱コンクールの参加にも、申込用紙を作ったのに、事前に持ってきたのは2校。

幸いなことに、10日前に校長先生の会議が偶然あって、そこで参加意思を確認することができた。そのおかげで、ある程度は、参加してくれるだろうなとは思っていたけど・・。
もう、日本の常識で考えていると、胃がもたないので、頑張って適応しようとしたけど、
やっぱり、前日の緊張は、相当なものだった。

最終的に、参加してくれたのは、
パレード 19校 (うち、中学校3校)
合唱コンクール 10校 (中学校2校)
リサイクル工作 9校

申込書を、持って来てくれたのは、
合唱コンクール 2校 プラス ゲスト1校
リサイクル工作 3校

これで、いかに、ぶっつけ本番だったか、少しは伝わるでしょうか??

ちなみに、私は市役所がステージを建設しないと言う夢、カウンターパートは、参加者が誰も来ないと言う夢を見ていた。
本当に、夢で終わって、本当に良かった・・・。
このことは、2人にとって、今回のイベントがとても大きなことで、
不安な事が沢山あったという、一つの側面だと思う。

それにしても、私のカウンターパートは本当によく働いてくれた。
勤務時間外も、いろんな人に電話したり、訪ねてくれたり、準備したり、
当日も、気を利かせて動いてくれた。
前も、彼女がいないと、私は今の半分のこともできないと思っていたけど、
今回のイベントを通しても、彼女には感謝の気持ちでいっぱいだ。

今、どんな形で彼女にお礼の気持ちをあらわそうか考えているところ。
話はまとまらないけど、明日から少しずつ、紹介したいと思います。
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by fujika0316 | 2006-06-05 07:14 | 近況


後輩へ

今、訓練を受けている、大事な後輩へ

後1ヵ月半で、グアテマラに来て1年が過ぎる。
本当に時間はあっという間に過ぎていく。
丁度一年前、私は駒ヶ根で約190人の仲間と暮らしていた。
語学の勉強をしたり、色んな企画をしたり、色んな話をしたり・・・
今思えば、毎日3食おいしいご飯を食べられたことも幸せだった。

でも、同時に、まだ見ぬ国、グアテマラに色んな思いを馳せていた。
紛争を経験した国・・・
標高が高い場所にあるソロラ・・・
先住民族の鮮やかな衣装・・・

静岡の海に近い場所で育った私には、雲ははるか遠くにあるものだった。
それが、駒ヶ根という、少し標高が高いところに住んでみて、
空の近さを感じたものだ。

ある日、大切な人に、こう言ったことがある
「グアテマラの空は、どんな空なんだろう。
駒ヶ根の空でも、こんなに近く感じるんだから、
グアテマラの空は、もっと近くに感じるんだよ。きっと」

そして、グアテマラに来て、本当に空の近さにびっくりした。
アンティグアで、遠くに低く広がる雲に感動したこともある。
それが、ソロラときたら、雲の中に町があるのだ。

毎朝、ドアを開けて、はるか遠くの雲が自分より下にある。
この不思議な気持ちには、言葉に出さないまでも、いまだ慣れないでいる。


大学時代も、まだ見ぬ国グアテマラに、不安な気持ちを持ったことがある。
でも、春を待つつぼみがわくわくしている桜の木の下で、こう思った。
「私はこの大学、この自然、花、木、空気が好き。友達、後輩が好き。
きっと、グアテマラでも、沢山のもの、沢山の人を好きになれるだろう。
何かを好きになれる心がある限り、新しい町でもきっとやっていける。」

そして、グアテマラに来て、ソロラに来て、色んなものが好きになった。
美しい湖、アティトラン湖。
色鮮やかな民族衣装。笑顔の豪華なおばちゃんたち。
そして、恥ずかしがりやだけど、とてもかわいい顔で笑う子ども達。
公園のリス
動物屋さんのウサギ
パン屋の犬 2匹
ある家の庭

もちろん、辛い日も、嫌いになりそうなこともあった。
でも、私には友達がいた。同期の仲間がいた。話を聞いてくれる人がいた。
そして、自分を信じて、成長を待っている師匠がいる。心の中に。

だから、やってこれた。
また、進んでいこうって思える。

途上国に限らず、違う国で暮らすことは、楽しいことばかりじゃない。
そう、簡単に「大丈夫!大丈夫!」と言えるものでもないかもしれない。
でもきっと、何かを好きになれる心があれば、
相手を尊敬し、相手のいいところを探す心があれば、
そして、自分を支えてくれる人を大事にすることができれば、
きっと、宝物になる2年間が送れると思う。

辛い思いも、経験も、楽しい思いでも、
最後には、何者にも変えられない、自分の心から消えない宝物になる。
いや、きっと辛かったこと、悩んだことの方が後で輝くのだろう。

だから、とにかく、目の前の限られた生活を大事にして、
今しか会えない友達達との絆を強くして、
思いっきり、おいしいご飯を沢山食べて、わくわくしながら飛び出してください。

私も、楽しみに待ってるからね!!
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by fujika0316 | 2006-06-01 23:30 | 近況

    

世界一美しいといわれているアティトラン湖を擁する、グアテマラのソロラ県で環境教育の活動をしています。思ったことを、素直に・・・
by fujika0316
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駒ヶ根訓練所での訓練の様子からかいているので、時間があったら、遊びに行ってやってくださいな!!
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