空ノウタ


2009年 09月 24日 ( 4 )



22日火曜日 サン・ルーカス・トリマン市の小学校



今日は、サン・ルーカス・トリマン市の小学校を訪ねてきました。
朝6時に家を出て、バスを2回乗り換えて、1時間半掛けて、湖の反対側までやってきたよ。バスの中ではお礼の鶴をひたすら折ってました。

ここは、隊員のときも、講習会でよく来た思い出のところ。
ちょっと早くついたので、公園の前のフレッシュオレンジジュース屋さんで、ジュースを飲みながら、売っているお姉ちゃんと話しをする。
彼女は、ウィピルというインディヘナの人たちが着る服を着ているんだけど、
なんと、カクチケル語を話せないそうで、どうして?って聞いたら、家ではカクチケル語を話してないし、学校でも習わなかったから。ということでした。
あー。って、今こうして思い出していると、もっと、聞きたかったことが出てくる。自分の甘さを感じつつ・・・。
そのまま、結婚観について聞いてみた。だって、違う言語同士の人が結婚したら、家の中では何の言語を話すんだろう??スペイン語?って言う疑問があるでしょ?
そしたら、別に自分の村にはこだわっていないし、ここに住み続けたいとも、他の町に行きたいとのこだわりもあるわけじゃない。いい人がいたら、結婚するよ。ということでした。

そして、8時近くなったので、教育委員会のおじさんの事務所に行って、秘書のビクトルに挨拶。ビクトルは、一緒に火山に登ったことのある、本当にいいおじさんで、懐かしい再会でした。また、次来たら、火山に登ろうね!!って言ってくれました。
そして、小学校へ。

まず、校長先生に挨拶。そして、そのまま紙を書いてもらって、アンケートにも答えてもらって、インタビューもしちゃいました。
校長先生の意見としては、
コミュニティーは、学校に対して、「スペイン語を教えてくれ」とも、「カクチケル(マヤの言語)を教えてくれ」とも要求するわけじゃなくて、学校を尊重してくれている。どちらかというと授業の内容は、学習指導要領に沿っている。ということでした。
後は、コミュニティと行うときのイベントについての話にもなりました。どんなことをしているのか、何の言語でしているのか、等々
それと、教育省の内容は、言語のみに集中しているけど、マヤの宇宙観とか、哲学とか、そういったことを教えていないから問題だと思う。それに、先生たち自身もどうやって教えていいのか、わかっていないんだ。ということでした。
後は、この8月に出たという、二言語教育に関する文書ももらうことができました!!

そして、この学校と、金曜日にいった学校との大きな違いは、「メスティソの先生がいる」ということでした。前の学校は、100%インディヘナの先生でした。そして、ここでの課題はメスティソの先生はマヤの言語を教えていないし、マヤの先生と授業を交換することもしていないということでした。
私の元カウンターパートとその旦那さんは、マヤの言語の授業のときは、インディヘナの先生と授業を交換しているとのことでしたが、ここではそういうことはしていないそうです。
その後、アンケートを配って回収したときの反応もそうだったんだけど、メスティソの先生は一貫して、「私は授業をしていないし、マヤの言語もわからないから!!」という人が多かったです。でも、そうだよね。。。そんな様子が見られて良かったです。

でも、ある先生が、授業を見てみたいかということで、3年生のクラスで授業を見せてくれました。なんか、最初にマヤの言語の歌をみんなで歌った後に、グレープフルーツみたいなのを作って、その中に「冠詞」と書いてあって、マヤの言語と、スペイン語の冠詞の違い、特にスペイン語の冠詞には、女性名詞用と男性名詞用があるんだけど、そのあたりの違いについて説明していました。

ついでに報告すると、最後にアンケートを書いてくれた先生が、私が隊員の時に始めた環境委員会で、今でも活動してくれているらしくて、覚えてるよーーって言ってくれたことがちょっと嬉しかったです。
もちろん、あの時にはじめたことで、残っていることは少しだろうとは思っていたけど、小さな種だったけど、でも、残っていることもあって、ちょっと嬉しかったです。

その後は、コミュニティの様子を観察しに一回り。
井戸端会議しているおばちゃんたちに挨拶したけど、会話には発展しなくって、
その後、赤ちゃんの手を引いていたお姉ちゃんと立ち話しました。
ここの主な経済はとうもろこしの生産と、コーヒー農場で働くことだそうです。コミュニティはみんなマヤの人だけど、サンルーカスの町にも近いからスペイン語に触れる機会もあるということでした。
小さいお店で、買い物をしつつ、会話を!!って思ったけど、あんまり、おねえちゃん、話してくれませんでした。
家は、大きい家もあれば、ぼろぼろの家もあって。
でも大きい家にはテレビなんかもありそうでした。

この辺の具体的は調査方法とかも、もっと勉強しとけばよかったーー。と思うのでした。

その後は、市場で天然の蜂蜜やら、カモミールやら、野菜やらを買って帰りました。


アンケートの結果まとめに、インタビューの文章起こしに、時間がいくらあっても足りないよう。
明日からは、いよいよ、Nahualaという、ちょっと閉鎖的な地域へ行きます、
緊張するーーー
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by fujika0316 | 2009-09-24 08:39 | グアテマラ


首都でのインタビュー(21日)


そして、月曜日、教育省の中にある、JICAの算数プロジェクトの事務所でインタビューしました。
最初の私の仮定が、コミュニティの意見や考え方によって、言語教育に特徴が現れるということだったんだけど、金曜日に、小学校を訪ねて話をしたり、アンケートの結果を見ていくうちに、実は、コミュニティよりも、日本で言うところの学習指導要領のほうが影響力を持っているのではないか?? ということ、
そして、マヤの言語自体が持っている特徴、つまり、
・会話が中心で、その言語を使っている人(大人)も、書いたり読んだりすることは少ない
・文法を、文法として、しっかり学んでいる人が少ないということ、
・子どもたちも、家で、会話には触れているけど、マヤ語での出版物が極端に少ないため、小学校に入って始めて文字に触れる子も多い。だから、小学校の低学年では、書くことが中心に勉強されている。

その辺りと学校教育についていろいろ聞いてみようと思って、質問リストを作りました。
でも、やっぱり、行く前は緊張したよーー

事務所につくと、前よりもすごく大きくなっていてすごいなって思いました。
そして、最初にその算数プロジェクトの担当の方とお話を。
平和協定のことから、その、学習指導要領ができるまでの話を中心に話してくれました。
そうするうちに、二言語教育の担当の方がこられてバトンタッチ。
二言語教育担当の方は、その方の卒業論文も二言語教育だったそうで、いろいろ熱く語ってくださいました。
言語自体が持っていること、
彼が受けてきた教育のこと、
今、取り組んでいることや先生たちが持っているであろう問題。
教育省としても、マヤの言語を話せる先生には、証書を渡して、その分給料もアップしているそうです。でも、もちろん、そのお金をもらっていても授業を実際にしていないこともあるんだけどね。後は、アイデンティティの話にもなりました。言語とアイデンティティはすごく関係があって、こちらのほうが深刻だっている話でした。

その方は、経済的に言語を学ぶことと、テストの結果や進学率、そのインパクト等を5年掛けて見たそうです。
そんな話を聞いていると、自分がやっている調査って、本当に卵というか、これで調査と呼んでいいのか・・・。と、すごく思ったよ。テストの結果も見たらいいよ!ってアドバイスもいただいたんだけど、テストの結果が出るのが10月末らしくて。。今回は手に入らなさそうです。
なんか、こうやって、首都に来てその道のエキスパート的な人と話していると、グアテマラ人で、その現地の言葉もわかる人が、現地に住みながらやる調査のほうが、よっぽど内容が深いものなんじゃないかと思いながら。。。なんか、いろいろ考えてしまいました。本当は、現地の大学とかにも行って情報を集めたほうがいいんだけど、、、1日まで小学校を訪ねて、2日に首都に移動というか引越ししなきゃだから、間に合うかどうか・・・。

でも、ここまで来ちゃったので、とにかく最後までやるしかないよねー。
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by fujika0316 | 2009-09-24 08:39 | グアテマラ


週末は(20日)


この週末は、日曜日に首都に行って、月曜日に教育省に行って、算数プロジェクトで働かれている方と、その方が紹介してくださった、二言語教育の方にインタビューしてきました☆

1週間ぶりに首都に行くのに、もっと時間が経ったような気がして、本当に早かった1週間だったなと思いながら。いつもお世話になっているところについたら、友達がアメリカにいる妹とスカイプをつなげてくれて、1時間も話してしまったよ。
みんな、みんな、いろいろ悩みながら、自分の場所で頑張って生きてるんだなって思ったよ。心から、妹のこと応援してます。大丈夫!!

グアテマラに来てというか、最初にカンボジアに行ったときから感じていること。
きっと、発展途上国と呼ばれる国に行ったことのある人も、ない人も、感じるであるだろうこと。
「どうして、自分は、自分という人間として、この時に、この場所に生まれてきたんだろう。どうして、生まれてきた場所や時間が違うだけで、こんなに人生が変わってしまうんだろう??ということ。」
やっぱり、今回も、自分は、大学院で学んでいるっていうだけで、本当に幸せなことなんだなって心から思ったよ。もちろん、お金はないし、大変なことも、苦労も沢山ある。でも、自分で、自分の人生を選んで、人に迷惑を掛けていないっていうだけで、やっぱり、それ自体贅沢なんだなって思った。
私が生まれた1982年あたりは、グアテマラで一番虐殺が行われていたとき。同じ日に、グアテマラに生まれていたら、私は、生きていないかもしれない。
2005年、協力隊でソロラに来て3ヶ月目の10月、ハリケーンで起きた土砂崩れで、一つの村が土砂の中に埋もれてしまった。そこで亡くなった何百人もの人たち。
1週間後、そこに自分が立って、本当にショックだった。何で、この人たちは亡くなって、自分は生きているんだろうって思った。

でも、自分は、自分として、1982年3月16日に日本に生まれた。そして、今も生きている。それが、最初の事実であり、真実なんだよね。だから、そこから出発して、自分として生きてくしかないと思うんだ。精一杯。それが、生きたくても、生きれなかった人の分も生きるってことなのかもしれない。
運命って、絶対にあると思う。ある意味、自分が自分に生まれたことを一種の運命と呼ぶのかもしれない。でも、その生まれた環境や状況に流されるんじゃなくて、それを使命に変えて、一生懸命前に進んでいくことが、人間にはできると思う。自分が成長した分、出会う人、気が合う人が変わっていく。そうやって、沢山のいろんなステキな人に出会って、刺激を受けていくことが人生を豊かにすることだと思う。
私が、幸せだなって思うことは、いろんなところで、世代を超えて、本当にステキだなって思える方々と出会えたことだと思う。そのチャンスを感謝に変えて、自分のエネルギーにしていきたい。

人と比べたり、他の人にあこがれたりしても、絶対にその人にはなれない。
自分として、背伸びせず、そのまんま、生きて、目の前の人や、周りの友達を大切にするしかできないんだよね。きっと。
だから、まずは、ここにいる10月4日までは精一杯できることをしようと思います。
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by fujika0316 | 2009-09-24 08:38 | グアテマラ


新しい家族が増えても(19日)

私がソロラの中で一番大好きな友達がいる。
それが、2人目のカウンターパート、エステルという30代前半の小学校の先生。
2006年の一年間一緒に働いたんだけど、私のスペイン語も教えてくれて、
グアテマラの文化も教えてくれて、本当に彼女がいたから2年間やってこれた。

そんな彼女に新しい家族が増えた。
そう、1年前に赤ちゃんが生まれたのだ。男の子。3人目の子どもです。
そんな彼女がお昼に招待してくれたので、手作りプリンを持って行ってきた。
グアテマラ料理のペピアンという料理を作って待っていてくれました。

赤ちゃんが本当にかわいくて、最初は人見知りしていたんだけど、だんだん慣れてくれました。彼女は本当にいい性格をしているので、子どもたちものびのび育っている。
赤ちゃんも笑うと本当にかわいいんだよねーー
新しい家族が増えても、この家族と一緒にいると本当に落ち着きます。

前に来たときは、アンケートのスペイン語を見てもらったので、ゆっくり話せなかったんだけど、今日は、いろーーんな話をしました。
赤ちゃんが生まれたときの話、彼女のお父さんがなくなったときの話、事務所の話や、新年に起きた悲しい事件、今年、グアテマラは雨が降らなくて主食のとうもろこしが育っていない。そんな話等々、いろいろ話しました。

そして、落ち着いた後に、またアンケートをチェックしてもらいました。
また、これで来週試してみようと思います。そのまま、教育の話へ。
二言語教育のことはもちろん、教員研修のこと、給料のこと、教育政策のこと、
いろいろ聞きました。

まず、教員研修は、「教員研修に参加すると、年度末の評価が上がって、給料アップにつながる」という文書があるんだけど、実際には、教育省としては、教員の給料を上げたくないから(お金がないから)研修に参加しても、その証書を評価後に渡して、結局評価のアップにもつながらなかったり、4つか、5つ位参加しないと、評価につながらないけど、そんなに小学校を休んで研修に参加することは、保護者が許さなかったり。という状況だそうです。
私、このテーマを選んでいたら、もっと違った物になってたなぁと思いました。二言語教育にして良かったーー。やっぱり、指導教諭の先生ってすごいなぁとしみじみ思いました。


以前、よく行われていた、教員のストライキは、今あるの?と聞いたら、去年、ある紙に、全員サインするように!!といわれてサインしたら、サインした後に「ストライキに参加したら、給料が下がる(もしくはもらえない)」という内容の紙だったらしくて、それ以来ストライキは行われていないということです。
これって、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 とおもいつつ、
これがグアテマラです。

後は、今年に入って政府が「保護者は学校に、お金を全く払わなくていい。教育は無償で提供されるべきだから。もし、学校がお金を取ることがあったら、地域でActaを書いてもいい。(Actaを書くってことのうまい日本語がわからない・・・。なんか、表明書??見たいな物を書くということです)」と表明したんだけど、実際には、その分のお金が小学校に届かないから、先生たちが困っている。でも、未来の学校・開かれた学校という、週末に開かれる学校があるんだけど、それには、参加しただけでお昼ご飯がもらえる。その分のお金は出るのに、普段の小学校に予算がつかないのはおかしいと思うというようなことを話してくれました。
そんな話をしながら、夕方にはお家に帰りました。
また、日本へ帰る前に、遊びに来ようと思います。

今年は本当に雨が降っていないみたいで、グアテマラの東の暑い地域のでは、飢餓で子どもたちが亡くなっているそうです。今日の新聞にも、今年は東の地域のZacapa県やEl progreso県のとうもろこしとフリホーレスという豆の収穫第1期の90%が育たず、全国では34,000トンの食糧が失われるだろうと予想されています。21市の2500万の人々に影響が出るだろうということでした。でも、今年の収穫が悪かったということは、この影響は来年に深刻に出る。すでに、トマト等の野菜の値段が上がっているそうです。一番深刻なのは、貨幣の経済活動にあまり参加していない自作農家の家族が、自分たちの畑では収穫ができなかったので、市場で買おうとしても、いつもより、値段が上がってしまうために、全くご飯が食べれなくなるという状況が起きうるということです。この影響は、じわじわと出てくるでしょう。もし、これが、先進国によって進められてきた温暖化の影響だったら。。でも、ヨーロッパや、他のラテンアメリカからの食糧援助がすでに決まっているそうです。
本当に、現場にいると、日本にいたらわからないことを、いろいろ感じます。
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by fujika0316 | 2009-09-24 08:37 | グアテマラ

    

世界一美しいといわれているアティトラン湖を擁する、グアテマラのソロラ県で環境教育の活動をしています。思ったことを、素直に・・・
by fujika0316
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駒ヶ根訓練所での訓練の様子からかいているので、時間があったら、遊びに行ってやってくださいな!!
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