空ノウタ


2007年 03月 10日 ( 2 )



湖へ

今日の午後は、以前サンティアゴ・アティトランに行った時に知り合った、
あるNGOの人に会いに行ってきた。
その人は、日本にも行ったことがあり、琵琶湖にも行ったと言っていた。
そのNGOの話を聞くと、半数以上が博士課程を修了しているとのこと。
予算を削減するために、事務所はなく、自宅を事務所代わりにしていること。
更に、私は3代目の隊員なのだけど、初代の隊員と活動もしたことがあるとのことだった。

ということで、パナハッチェルへ。
目印は、「白い壁で青い屋根の家」。なんて、可愛い目印。
その家に着くと、以前、宿と間違えて値段を聞いたことのある家だった(笑)
奥さんは、毎日ソロラに来ているらしく、見たことのある人だった。

リビングには、沢山の、沢山の本が。
そして、なぜ、琵琶湖・日本に行ったことがあるのか?を聞いた。
すると、2001年に行われた、第9回世界湖沼会議に参加したとこのことだった。
本棚にはその時の報告書を初め「琵琶湖の写真集」「世界の湖写真集」等資料が。

そして、「私の事を、今まで聞いたことがなかったか?」と聞かれた。
私が「ない。前回、サンティアゴで会ったときが初めてだった」と言うと、
「本当に?」と念押しされた。
そして、AMSCLAEという団体の、活動報告書を持ってきて、「ここを見て」と。
そこには、彼の名前があった。
突然で、意味をつかめない私に、
「私が、最初のAMSCLAEの所長だったんだよ」・・・と。

AMSCLAEというのは、副大統領の直属の環境団体で、
アティトラン湖の環境の現状を調べたり、環境保護の活動をしたりしている政府機関。
今は、その中の一人の技術者が環境教育委員会の委員長をしている。
環境団体たちの中でも、積極的な団体。
私は、今のメンバーはほとんど知り合いだけど、彼が初代の所長だったとは知らなかった。
というより、彼の存在自体を知らなかった。

「AMSCLAEは、私の家の、この机から始まったんだ。
ここに、パナハッチェルの市長を呼び、意識ある人を呼び、国会にも行った。
そうして、団体として発足することができたんだよ。」と。
ちなみに、彼が日本での世界湖沼会議に参加したときは、すでに所長だったらしい。
今でも、報告書の編集・翻訳も手掛けている。
著者一覧には彼の名前があり、日本の何人かの教授の名前も知っていた。

他にも、いろんな、いろーーーんな話を聞いた。
私にとって、衝撃的な話も多かった。  今でも、まだ、消化できていない。
彼がAMSCLAEの所長だったときに、教育省は、一度たりとも協力してくれなかったらしい。
彼が、次の代のために残していた、環境教育のプロジェクトは、全て、消えたと。
なんだか、今まで自分が一生懸命やってきたことに、少し疑問を感じ始めた。
疑問を感じ始めたというよりも、なんだか、もやもやし始めた。

他に、印象的だった話は、
「たとえ、おばちゃんたちが湖で洗濯したとしても、問題はない。
それを無理やりやめさせることよりも、人々が、湖に行かなくなること、湖に触れなくなることの方が大きな問題だ。
琵琶湖も、そうやって汚染が激しくなった。日常の生活の中で、自分の家の中で、水を汚染していることに気付かなくなる。それが、汚染を増大するのだ。」
という話だった。
これは、日本のある教授に聞いた話らしい。

「湖に触れること、湖に行くことの大切さ」
そんなこと、考えたこともなかった。
いや、考えたことはあったけど、わかってなかった。今でもわかってないと思う。

なんだか、今でも、頭の中は整理できていない。
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by fujika0316 | 2007-03-10 00:55 | 近況


3月1日 PNUDでの会議

今日は、PNUDでの会議に参加。
何故か、先月所長から会議へ参加するようにとの書類が来たので、CPと参加。

でも、その前に、「ラジオ レトロ」へ。
以前、事務所の広報担当者にソロラ県担当の新聞記者とつなげて欲しい。事を伝えたら、
ある人を紹介してくれて、その人に電話したら、「明日、会おう」ということに。
待ち合わせはラジオ局。
そう、そのおじさんは、新聞社の通信員であり、自分のラジオ局も持っていたのだ。

朝8時に行くと、おじさんはすごい勢いでしゃべっていた。
原稿の内容は・・・

「ソロラ県の殺人・死亡・交通事故のニュース」

警察からのFAXを読んでいた。
内容を見ると、この3日間の間にソロラ県中で10件以上の事件。
普通に過ごしていると、危険は感じないけれど、やっぱり安全ではないのだろう。
まぁ、殺人事件は、ほとんどが怨恨だそうなので、多分大丈夫だと思う。

そして、その後、マイクが後ろの音響の部屋から渡されてきた。
ん?
ということで、最後の10分私もしゃべることになった。
まぁまぁ、環境教育委員会のこと、自分の活動のこと、日本のごみシステムのこと等々、
なんとなく、話した。
たぶん、質問に答えていたかな・・・・?と思う。

その後、PNUDの事務所へ。
部屋に着くと、会議は、大分進んでいる感じ。しかも、教育省からの参加者も。
一瞬、帰ろうかと思ったけど、まぁ、せっかくだから参加することにした。
会議の対象は、CODEDEといって、ソロラ県の様々な行政機関の中心者達。
内容は、PNUDが、ソロラで環境のプロジェクトをすることになり、その説明。
そのプロジェクトのリーダーを探していることや、会計について等々。
そんな情報について聞く機会なんてないので、勉強になった。
最後「プロジェクトのお金は、これらの対象には使えません」というリストが読み上げられた。
それが、「内部の人間の食事はだめ」とか、「フラワーアレンジメントは買えない」等々、
なかなか面白かった。ガテ人も笑っていた(笑)
残念ながら、プロジェクト大綱の説明は私が着いたときには終わっていたけど、
レジュメをもらったので、これから読もうと思う。
このプロジェクトが、これからどのように動いていくのか見たいけれど、
6月の終わりには日本に帰るから無理だろう。ま、しょうがない。

この会議で、以前、パナで知り合ったスペインからのボランティアにも会った。
後、ずっと、ずーーーーっと会いたかった、農牧省の県の責任者にも初めて会えた。
何回も、何回も農牧省の事務所を訪ねているけど、「いつもいない」人。
もちろん、環境教育をこれからも応援してもらえるように頼んだ。
最後に、人間開発報告書のグアテマラ版と、マヤの宇宙観の本をもらって帰る。

プロジェクトといっても、日本人の私が聞いてもびっくりするようなお金が動いている。
このお金で、事務所を借り、パソコンを買い、人を雇う。車も買うかもしれない。
一日野菜を売って、30ケツ(約450円)やっと稼ぐ市場のおばちゃんがいる一方で、
数千ドル単位のプロジェクトが、動いている。
なんだか、いろいろ考えさせられた一日だった。
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by fujika0316 | 2007-03-10 00:52 | 近況

    

世界一美しいといわれているアティトラン湖を擁する、グアテマラのソロラ県で環境教育の活動をしています。思ったことを、素直に・・・
by fujika0316
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2006年5月に、ネット接続上の都合により、以前のブログから引越してきました☆
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駒ヶ根訓練所での訓練の様子からかいているので、時間があったら、遊びに行ってやってくださいな!!
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