空ノウタ


2007年 01月 12日 ( 1 )



新しい発見

パナマ旅行報告の途中ですが、最近の仕事の様子も報告

先週末から、事務所に新しい事務机が届いているので、模様替え。
私のいる教育開発局は、事務所の中でも一番の大所帯。
約10人位メンバーがいて、部屋も2つに分かれている。
私のいるほうの部屋は、現在年度初めの人事のごちゃごちゃで落ち着かない。
メンバーは約6人いるのに、新しく来た机は3つ。

ということで、先週は、
どの机を交換して、どの机を残すのか。
新しい机と、古い机の配置をどうするのか、棚はどこに置くか、等々。

多分、日本の企業で働いている人は耐えられないであろう話し合いが
延々と行われたのでした。
私が着てから、部屋の引越し、模様替えは3回目。
最初は、要領の悪さに驚きながらも、スペイン語ができなかったので観察。
2回目は、意見を言うも、受け入れられず。
そして、今回は、ばしばし意見を言いました。ちょっとは聞いてもらえたかな。
でも、途中で環境団体の事務所に行かなければならない時間になる。
荷物の紛失を恐れて、行くかどうか迷っている私に
「大丈夫!! 後はやっておくから心配しないで!!」と笑顔の同僚。

いやいや、その心はありがたいんだけど・・・。
とりあえず、信頼することにしました。

ま、毎回・毎回なんだかんだいいながら落ち着くところに落ち着いているのです。

今週の火曜日は、パナハッチェル市地区の校長先生の会議に参加。
最初は教育技術官の教育経営関係の通知。
そして、私の話とピースコーのボランティアの子の話。
彼女は、この地区の一つの学校で環境教育のボランティアをしている。
去年はうまく連携が取れていなかったので、今年はもっと連携していくことに。
先週の金曜日に会って、先生達に配る環境教育活動の事例集の話をした。

この地区は、去年、教育技術官が資料を配布しなかったので、
環境教育委員会がうまく発足していなかった。
それでも、講習会に行ったり、教育技術官と連携をとり続けていたりしたので、
今回、校長先生の会議に参加して、書類も同時に配ることができた。

ソロラ市の中で一つうまく環境委員会が機能している地区を見ると、
校長先生の理解が得られていることが、大きな特徴でもある。
やはり、学校現場の最高責任者である校長先生の影響・存在は大きなものであると思う。
この地区にも、関わり続けよう。

そして、今日11日木曜日は、
Santa Maria Visitacion (サンタ マリア ビシタシオン)と
Santa Clara La Laguna (サンタ クララ ラ ラグーナ)という街へ。

今、グアテマラの教育現場では、日本で言う「学習指導要領」の普及・定着を図っている。
もちろん、その責任は教育省、中でも私の所属する教育開発局がおっている。
月曜日と火曜日に、教育技術官たちへの講習会が行われ、
それを受けて、彼らが自分の地区の教師達に講習会を行うのだ。

その講習会が、どのように行われているかの観察と、資料の数の確認が、今回の目的。
私は、隣に住んでいる同僚と、その2つの町に行くことに。
ミニ・バスで約1時間、徒歩で約20分。

最初にいった町は、以前、環境教育の講習会でも来た学校。
なんと、その学校には「かけがえのない地球を守ろう」
「ごみは分別し、資源ごみはリサイクルへ」との張り紙が!!
この地区には、学校衛生のピースコーのボランティアがいるので、
きっと、彼女も手伝ったのであろうとも思ったけど、すごくうれしかった。
グアテマラの先生自身が作ったことに、大きな大きな意味がある。
参加者の中には、以前の講習会に来てくれていた先生もいたので、そのことに触れ、
「先生たちも、やればできる」たくさん、沢山褒めた。

この、教育技術官はとても協力で、本当に穏やかなおじさん。
同僚に、「この、教育技術官は、とても感じが良くて優しい人だね」と言うと、
「奥さんも、本当に優しい人なんだよ」と。
やっぱり、いい人・優しい人の周りには、いい人が集まるんだなぁと思う。

そして、その後、歩いてもう一つの村へ。

そこの教育技術官は、打って変わって、連携も、連絡も一番とれていない人。
もちろん、環境委員会の計画書も活動報告書も届いておらず、
環境委員会の講習会も、実現されることはなかった。
事務所で見る彼は、なんだか、はっきりとしない、ぼーーーっとした感じの人。
以前、講習会で見たときは、ノートに落書きしていた(笑)

どうなることやらと、興味深々で訪ねる。
場所は、市の図書室。
入り口に着くと、はきはきとしゃべる声が!!笑い声も。
入っていくと、約20人の参加者。
壁には、昨日に行われたと思われる、グループワークで作られた表が並ぶ。
参加者の手元を見ると、彼が作った資料が。
講習会を観察していると、彼が自分で考えたであろう、アクティビティが行われていた。
もう一つの資料の間には、細かく時間に分けられた、講習会3日分の計画書。

かなり、驚きだった。信じられない。

事務所で見る、ぼーーっとした雰囲気のおじさんとは大違いだった。
参加者の様子を見ても、彼のことを信頼している様子が伝わってくる。

そもそも、教育技術官と言うのは、日本の教育委員会の仕事を一人で請け負っている。
教師を、どの学校に配置するのかと言う人事から、給料のこと、
教育省からの通達を下ろし、校長の会議も開催する。
とにかく、その地域の教育の最高責任者なのだ。

だから、どんなにぼーーーっとしたように見えるおじさんも、
本当は、その地域の教育、教師たちの生活の責任を負っている。
それを、頭ではわかっていても、仕事が進まないと、疑いを持ってしまう。

それが、今回の講習会のモニタリングで払拭された。
「彼も、やればできる」のだ。
私も、去年の早いうちに、彼の担当地域を一回でも訪問すればよかったのだ。

その講習会でも、私の自己紹介や仕事の紹介を行った。
きっと、今年は1回以上は校長先生の会議か講習会に、
他の環境団体と来ることができると思う。それを期待して、連絡を取り続けよう。

「成せば成る、成さねば成らぬ、何事も」
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by fujika0316 | 2007-01-12 23:58 | 近況

    

世界一美しいといわれているアティトラン湖を擁する、グアテマラのソロラ県で環境教育の活動をしています。思ったことを、素直に・・・
by fujika0316
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駒ヶ根訓練所での訓練の様子からかいているので、時間があったら、遊びに行ってやってくださいな!!
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