4月23・24日   一日・教育イベント

実は先週末、治安会議と新しい隊次の歓迎会のために、首都に行っていました。
帰るまでの目標「毎日日記を付ける」は、若干守れてません。
でも、ま、マイペースに頑張ります☆

先週の月曜日は、ソロラ市の中心部にある体育館で、環境教育イベントがありました。
これは、市内の中学校5校招待して行ったもの。
各学校から50人の生徒が来て、学校が混ざり合って5つのグループに分かれる。
そして、5つの環境団体が、それぞれのテーマを担当して生徒達に教える。
それを受け,生徒達が自分達のテーマを演劇や歌等、活動的な方法で他の生徒に発表する。
そんなイベントをした。

23日。
実は、先生達がストライキに入る日。
生徒達は来るのか、学校は開かれるのか、不安は大きかったけど何とか開催。
3校の中学校から生徒達が来てくれた。

最初に、サン・マルコス・ラ・ラグーナという村から来た、演劇グループの発表。
彼らは歌と、踊りを披露してくれた。
中学生達にとっても、自分たちと同年代の人が生き生きと踊ってる姿に、
何か感じたと思う。


その後、グループに分かれてテーマ学習。
私は、一つのNGOが担当した「土」のグループを手伝だった
そのNGOは、スペインがドナーだけれど、働いているのは一人だけ。
でも、その人が本当にいい人で、癒し系。

来たグループが更に3つに分かれ、土の特徴、どうしたら守れるか、等々意見を出し合う。
そして、グループの中でまた発表していく。
その後、どう発表するのかを話し合う。
よかったことに、サン・マルコスからのグループの子の一人が仕切ってくれて、
劇で、土がどのように利用されているのか、汚染されているのかを表現することになった。
森、建築、ゴミによって汚染されていること等々。

おやつの時間の後、各グループの発表。
テーマは、水・木・空気・土・火。 
出来は、事前の準備をしてきた団体と、そうでない団体とで差が激しかった。
最後は、少しだれてしまったけど、無事に全部終わることができた。
次に、今回の経験を生かしてグアテマラ人たちがいいものを開発すればいいと思う。

次の日、24日 火曜日は田舎の地域での同じイベント。
でも、田舎の方では中学校は午後の時間帯しかない。
つまり、午前中は小学校の校舎・午後は中学校の校舎として使っている。
ということで、参加校は1校約25人だった。

でも、人数が少なかったら、少なかったなりの良さもある。
私がおもしろかったのは、生徒達がものすごく恥ずかしがり屋だったこと。
中心部の生徒達は、何か意見を求めたら、何人もの生徒が手を挙げたりする。
でも、田舎の地域は全くその反対。
みんな恥ずかしがり屋で、指名しても話そうとしない女の子もいる。
特に、男の子より、女の子が恥ずかしがり屋だと感じた。

後は、語学に関する自信もあるようだ。
彼らの母語はカクチケルというマヤ語の一つ。
だから、話しているとスペイン語の細かいところを間違えたりする。
きっと、それが恥ずかしくて、話すこと自体が嫌いなようだった。
そんな中、彼らの個性をうまく引き出せる人と、そうでない人、団体ごと違った。
見ていて感じたことは、絶対に怒ってはならないということと、
冗談をうまく使うこと。彼らの立場に立った(彼らの生活に身近な)例え話を使うこと。
等々。

最後、2グループに分かれて、山火事に関する劇をしてもらった。
その後、良かったほうのグループのメンバーに、水の絵本のプレゼント。
それを嬉しそうに持って帰ろうとしている姿が印象的だった。

そんな2つの地域の、違いというか個性が見れてよかったと思ったのでした。
by fujika0316 | 2007-05-01 07:22 | 近況
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