4月17日 火曜日 ピースコー

今日は、隣の町のConcepcionという町に来た、ピースコーの女の子と打ち合わせ。
朝、中央公園で待ち合わせ。
「どんな子なんだろう」と、わくわくしながら迎えに行く。

そう、さかのぼること、去年の7月。アルタベラパス県で行われた、
第1回全国環境教育会議。
ピースコーのグアテマラ事務所の環境教育担当者も参加していた。
私とカウンターパートで行った、ソロラの環境教育事例のプレゼンを聞いていた彼は、
カウンターパートと話をしたらしい。
カウンターパートは、ピースコーの教材をもらっていた。

去年の11月、連絡があり事務所の所長と私たち、教育視学官、そしてその彼と会議。

ソロラ県の全部の学校が、避難訓練のプランをつくり、避難訓練をする。
それを、環境教育委員会の誰かがモニターに行き、評価・アドバイスする。
それを受けて、避難訓練のプランを見直し最終決定をする。

その、一連の活動を、私たちの環境教育の担当者と、ピースコーのボランティア、
そして、環境教育委員会の資源を利用して行うというのが、彼の案。
私は、その話し合いで「全部の学校をモニターするのは無理だ」といったけど、
教育省の所長の裁量で、ボランティアを受け入れることになった。

しかし、今年の一月、所長から「プラン」「プラン」といわれ、
私たちの作ったプランを出したけど、ピースコーの担当者は納得いかなかったらしい。
彼は、私達に避難訓練について活動を始めてほしかったらしいが、
そんな余裕はなかった。

そして、先月、教育技術官のほうから連絡があり、
「もしかしたら、ピースコーのボランティアは一緒に活動しないかもしれない」と。
ま、それならそれでいいか。とは思っていたんだけど、
やっぱり、いざボランティアが派遣されると気になるところ。

最終的に、技術官を通して彼女と連絡が取れ、まずは、私たちの活動、
彼女が派遣されるまでの背景を説明することにした。

実際に、待ち合わせの時間に行くと、彼女は会った事がある人だった。
と言うのも、2月23日にSantiago Atitlanに活動を見に行ったときに、
ピースコーの環境教育のボランティア達も見学に来ていた。
彼女は、その中の一人の子だった。
とても感じのいい人で、私も一安心。
事務所に行き、活動の説明をしたり、写真を見たりした。

彼女は、環境教育委員会にも興味を持ってくれた。
とりあえず、彼女のほうからピースコーの担当者に相談してくれることになったので、
その結果を待つことになった。

その後、彼女を見送りに街中へ。
彼女はなんと21歳。
すでに大学を卒業しているらしい。しかも、可愛い。
なんだか、自分が25歳だってことが、恐ろしく思えた(笑)

もう直ぐ、2年間の活動を終えようとしている自分と、
これから2年間の活動が始まろうとしている彼女。
日本人の私と、アメリカ人の彼女。
感じ方、ソロラへの思い、考えていること、全然違うんだろうなと思う。
だからこそ、新しい発見があり、面白いんだろうね☆
また、新しい人から見た環境教育委員会への意見も聞きたいところ。
今度ゆっくり話す機会を持ちたいと思ったのでした。
by fujika0316 | 2007-04-19 07:42 | 近況
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