空ノウタ


ミュータント・メッセージ



(ながーくなってしまったので、気が向いたら読んでください。。。)


今回、西に行って、暑さの恐ろしさを実感し、自分の中で新しい目標ができた。
よし、仕事頑張ろう!!スペイン語の勉強もがんばろ!!

と、張り切って帰ってきた。

月曜日の午前中は、予定されていた実習会がなくなったので、久しぶりに高校を訪問し、
今年度最後に、環境系団体と一日講習会を行う日程をつけてきた。
午後は、同じ事務所の算数プロジェクトのまるつけのお手伝い。

火曜日の午前中は、環境系団体の会議があり、来年度に向けてのプラン作り。
各団体のいいところ、悪いところ、可能性、危険性、資源等々、話し合い。
私たち教育省の、いいところ、悪いところをみんなしっかりと見つめていることに
とても感心すると同時に、自分の欠点も見えてきた。というか、言われた。

「環境の実践に関する経験が足りない」

はい。まさにその通り。
でも、こうして言いたい事を言えるのは、信頼関係がある証拠。
ちなみに、いいところは、「教師や学校関係者との信頼関係がある。」はい。
でも、気持ちよく終わってお昼ご飯を食べ、午後は事務所へ。
今日も、算プロのお手伝いーー。と思いながら、事務所に着き、まるつけ開始。
そして、ふとしたときに、自分の机の引き出しを開けてみた。

そこには、Oficios つまり、書類が入っていた。2種類。
1つ目は、会議への招待状。市役所から来たもの。日付は・・・、今日。
はい。もう、終わってます。

そして、二つ目が、首都からのもの。5枚つづり。
なんと、10月4日に、健康と環境の日(日本語で、なんていうんだろう??)
を全国的に祝うから、行進と、その後、式典を行いなさいと言うもの。
添付されている資料には、8時集合。10時終了。とのプログラム。
環境系団体、ジュースや水など、飲料系の会社の協力を仰ぐ。等々、
プランが示されていた。

でも、受け取ったのは、26日の午後。あと1週間しかない。
しかも、環境系団体の会議は終わったばかり。
私の中で、6月に行った環境の日のイベントを行うまでの苦労と、悩みが思い出される。
あの時、「イベントだけじゃ、意味はない」と実感したのに、
1週間で、子どもの心に残るイベントができるはずがない。

そして何よりも、今、グアテマラの学校現場は年度末。
10月の2・3週目には約1週間かけて年度末の大事な試験がある。
10月1日はこどもの日でそのイベントも、行われる。
9月15日に、独立記念日のパレードを行ったばかり。

そんな、一年中で、一番忙しくて、一番大事なときに、
子ども達と、教師の大事な時間と労力を裂きたくない。
と、若干、怒りでプルプルしてきた。

しかも、良く見てみると、県事務所にこの書類が来たのは21日木曜日。
私の教育開発局に来たのは22日金曜日の午前中。
でも、その担当者が、何の理由か知らないが、(もちろん、わかってるが)
よりによって、26日火曜日、会議の終わった後に、書類を回した。
これが、月曜日に知っていたら??電話がかかってきていたら??
等々考えると・・・・。ぷるぷる。

とにかく、話すしかないと思い、その担当者に掛け合うが、言い訳ばかり。
最後には、自分自身の仕事や、お金関係の愚痴。

その後、所長をずーーーと待っていたけど、待って出てきた答えは、
「自分は、書類を日程に沿って回した」ことの弁明と、
「明日、話せばいい」の一点張り。

結局、あまりにもプルプルしたので、カウンターパートの家へ。
書類を見せて、怒るかと思ったら、意外と落ち着いていた。
しかも、若干、笑顔だった。   今考えれば、彼女はイベント好きだった。
彼女の子どもと話して(遊んで)、私も気分転換できた。

そして、エアロビに行って、いろいろ考えて落ち着いてきた。
「社会に出たら、やりたい仕事より、やらなければいけない仕事の方が、断然に多い。」
のが、あたりまえなんだ。
大人になろう。と、自分を落ち着かせた。
夜、友達と話してく中でも、納得しようと頑張った。

そして、次の日。
とにかく、この短い期間でこの活動を実現させるには、どうしたものかと考え、
やらなきゃいけないことリストを作って、事務所へ。

所長の答えは、10月4日が、パナハッチェルのお祭りで、パレードをやるから、
そこに組み込めばいい。だった。
なるほど、悪知恵が良く働くな。    と思ったのもつかの間。

C.Pが、書類を見て、環境省の大臣と、保健省の大臣が来るって。と言った。
えーーーーーーーー!???

そして、書類の担当者に電話して、細かい事情を聞いた。
その後、彼女が言ったことは
「県の中心地でやらないといけないから、やっぱり、パナハッチェルじゃだめよ」
だった。
それからが、書類の嵐。どの学校を集めるか、その団体に協力を頼むか。
頭の中は洪水状態。おやつの時間も、とっくに過ぎていた。

そして、ふとしたとき、気づいた。

「本当に、環境省の大臣と、保健省の大臣が来るのか?」

そして、その書類を、もう一度、もう一度、ゆーーーーっくりみて見ると、
あて先が、うちの事務所の所長への個人の名前ではなく、
「各県の所長達へ」といったニュアンスになっている。
つまり、大臣なんて、来るわけがないのだ。良く見たら、その省の事でしかなかった。
(スペイン語は、ややこしいのです。)

念のため、他の県の事務所で働いている友達に電話すると、
やっぱり、その県にも、その通達は着ていたのだ。
つまり、全ての県で、このイベントを実施しなさいという命令。
あぁ。恐ろしい。

その時、私は悟った。子ども達を新たに集める必要はない。
パナハッチェルのパレードに、無理やり組み込もう。
そして、C・Pの言った、
「県の中心地でやらないといけないから、やっぱり、パナハッチェルじゃだめよ」
と言うのは、嘘だったのです。
そう、彼女は、グアテマラ人の中では、確実にいい人なんだけど、
平気でうそはつきます。
彼女は、イベント好きの目立ちたがり屋さんなので、パレードをしたかったのです。

でも、今回は、私は学校や子ども達に迷惑をかけたくないと言うのが一番の思い。
もう、パナハッチェルでやると決め、C・Pを説得。
最初は、しぶとく、ソロラでやりたがっていた彼女だったけど、
彼女の、「皆に好かれたい・目立ちたい」と言う気持ちを知っていたので、
「ここで、ソロラで子どもや学校を集めたら、表面では笑顔で来るかもしれないけど、
裏で先生たちが、私たちや事務所の悪口を言うようになるよ」と言ったら、
一発で納得した。         だって、本当なんだもん。

と言うことで、書類地獄と、ストレスと、プレッシャーからは抜け出し、
また、新たにやらなきゃいけない事を、こなし始めた。
でも、私の中で消えない、つもり積もった不信感。

最近の私の悩み。
学校の先生や、一部の教育視学官、関わりのあった子ども達、
そして、何より、一緒に活動している、カウンターパートや環境系団体。
彼らは、私の性格や思いをはじめ、理解をしてくれている。
そして、支えてくれ、一緒に進んでいこうとしてくれている。

でも、私の上司達は、私たちの活動を直接見ているわけではないので、
理解が深まらない。
日がたつにつれ、私たちに必要なものは、だんだん協力されなくなり、
「他の環境団体に、協力してもらったら?」の一点張り。

私は、他の環境系団体の援助を、取り付けるために活動しているんじゃない。
活動をすればするほど、他の環境団体の協力を得ることになる。というジレンマ。
という、ストレスと、他にも様々な要因が重なって、積もり続ける不信感。
それが、今回の事で、はじけた感もあった。


そんな中、疲れきって、帰った昨日の夜。
エアロビが急になくなったので、部屋で本の続きを読む事にした。
最近、友達から借りた「ミュータント・メッセージ」と言う本。

ある女性が、オーストラリアのアボリジニ部族とともに、
砂漠を歩くたびに出た時の、物語。エッセイ。
その体験自体も、本当に希少で珍しいと思うけど、
彼女が、感じた事、学んだ事、気づいた事が、そのまま綴られていて、
はまりかけていた。

そして、その本を読み始めて、今の自分に当てはまる事も沢山あった。
中でも、永遠について語られているところは、心にぐっと来た。
要約すると、全ての魂は永遠の存在であり、人との出会いは全て経験。
その経験が永遠につながっている。
その部族の人たちは、一つ一つの経験の輪を閉じている。
相手に嫌な勘定を持ったとき、その輪を閉じずに離れていったら、
人生の後半で同じことが繰り返される。
そのことを学ぶまで、何回も苦しむ事になる。
おきたことを良く観察して、学んで、賢くなるのは、とてもいいこと。
Etc・・・・。

ああ。私の実力じゃ、要約にならない。ま、いっか。
ぐさっと来た。これは、私も、これまでの人生の中で感じていた事だから。
一つの場所で、自分の今いる場所で、精一杯やって、
自分の中で「勝った」と思ったとき、次に、新しい自分の使命の場所へと進む事ができる。
これは、人間関係でも一緒。同じ事。
自分の出会った人と向き合っていく事の大事さ。
これは、自分が、ずっと感じていた事だった。

でも、頭で考えるのと、現実に直面している時に、自分が変ろうとするのは、違う。
最近、仕事で嫌な事があったら、ずっと、相手のせいにしていた。
「上司なんだから、責任があるはずでしょ」って、思っていた。

でも、本当は、今、ここでの経験からも、私は何かを学ぶ事が大事なんだ。
自分に納得できないと、自分が変って、何か変化が起きないと、
また、同じことで悩む。
人間関係も、目の前の現実も、その一時は逃げる事はできても、
「その問題で悩む自分からは、逃げる事はできない」
だから、自分が成長し続ける事、自分がいい方向に変わり続ける事が大事なんだ。

このことを、思い出させてくれた。

投げ出したくなる事も、愚痴っぽくなる事も、沢山あるけど、
今、ここで、このことを思い出したから、また、前に進める気がする。
いや、進んでいきたい。この葛藤も大事にしながら。

ありがとう。
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by fujika0316 | 2006-09-29 22:24 | 近況

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世界一美しいといわれているアティトラン湖を擁する、グアテマラのソロラ県で環境教育の活動をしています。思ったことを、素直に・・・
by fujika0316
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2006年5月に、ネット接続上の都合により、以前のブログから引越してきました☆
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駒ヶ根訓練所での訓練の様子からかいているので、時間があったら、遊びに行ってやってくださいな!!
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