日本文化紹介週間

日本文化紹介週間は3日間のプログラム。
1日目は、開始の式典や、3日目に行う各講座の紹介。市長・所長との会食会。
式典には、女性5人、皆で浴衣を着て参加しました。
ただでさえ、日本人がこんなに沢山歩いていると目立つのに、浴衣を着ているのだから、
更に、目立つ・目立つ。

でも、久しぶりに浴衣を着て、みんなで大はしゃぎして楽しかった。
なんだか、気持ちもしゃんとするしねーー☆
カメラをなくしたので、写真をアップできないのが残念です・・・。

華道の紹介の方は・・・・。
作品は、何とか作れたんだけど、私のスペイン語が足りなくて・・・・。
日本語だと、何とかしゃべりながら作品を作れるけど、
スペイン語となると頭が回らない。     全く・・・。
言いたい事は、沢山あったんだけどね。ま、いいや。

2日目は、日本の映画の上映会。
午前中は、皆で遺跡を見に行って、その後バーベキュー。
そこでカメラを失くし、その後、町に戻ってきて市場で買い物。
私は、次の日の華道の講座のために、松の木を切りに行ってきました。
もちろん、トラックの荷台に乗って。
まさに、大学時代にタイムスリップ?した瞬間でした。

午後は、日本の映画を沢山上映していたから、たそがれ清兵衛や寅さんを見た。
グアテマラ同期のようちゃんに、「これはいいっ。」って薦められていた寅さん。
初めて見て、なかなかおもしろかった。ちょっと、哲学のにおいを感じた。
たそがれ清兵衛は薪を運ぶ様子とか、子どもが遊んでいる様子とか、
今のグアテマラと重なる部分があって、おもしろかった。

そして、3日目が各講座。
サロンの中を、折り紙、料理、習字、そろばん、そして華道がブースを作って、
それぞれ、行きたい場所に行けば体験できるというもの。
私は華道の担当だったんだけど、日本人は一人だったのと、久しぶりだったのとで、
前日から緊張のし通しだった。
しかも、前日、参加者が午前30人、午後30人の計60人になる。と言われ、
緊張度が倍増。一度に30人なんて教えたことないし、何より材料が足りない。

でも、何とか無事に終了。
全てが終わったときは、本当にほっとした。
結局午前中に約15人、午後は25人くらい来た。ふーっ。

私の教え方が下手だから、みんなの作った作品は華道とはかけ離れたものだったけど、
でも、みんなが、わいわいと楽しそうに作品を作っているのを見て、嬉しかった。
ちょっと、ほっとした。

やっぱり、初めて少し体験する人には完璧さよりも「楽しさ」が大事なんだと思った。
みんなの中には、フラワーアレンジメントのイメージがあるので、
そこに、華道の作品のよさをわかってもらうのは、少し根気と時間が必要だと思った。
でも、講座を開くことができてよかったと思う。
きっと、一本の花を、こんなにじっくりと見る機会なんて、本当にないだろうから。
そして、みんなの嬉しそうな顔を見て、私も元気をもらったから。

そして、最後は打ち上げパーティー。
こっちのパーティーに必ずついてくるもの・・・ディスコ・ダンス です。はい。
そして、今回も例外なくダンスはついてきた。
昔は、恥ずかしいという気持ちが大きかったけど、最近は開き直り。
郷に入れば、郷に従え。 
今まで使っていたサロンを片付け、机を並べパーティー会場に。
夜ご飯は、ある空手の先生の奥さんとお母さんが作った、タマーレスと言う伝統料理。
そして、ビール。

Jorge(ホルヘ)先生の挨拶の後、乾杯をしてご飯。
その時、私の隣に座ったのは、松の木をくれたおじさんと奥さんだった。
その家族は旅行が好きで、私たちが帰国した頃に、日本に行きたいと言ってくれている。
娘は、15歳だけど空手では1段を持っていて、式典ではプレゼンテーションをしていた。
そのおじさんについては、次の日記で書きたいと思っている。
そのおじさんたちとアツイ話で盛り上がった後、参加証の贈呈。
そして、ダンスの時間。

そんな感じで、毎日が過ぎていった。
今度は、日本語教師隊員が教えている学校で、日本文化紹介がある。
その時にも華道の簡単な講座をする予定なので、その時に向けて準備したいと思う。
by fujika0316 | 2006-08-24 05:54 | 近況
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