先週末の金曜日(30日)はグアテマラの休日だったので3連休になった。
なので、隊員の環境分科会のみんなとともに、ラス・クルシータスという、先輩が働いている村を訪問してきた。 今回の目的は、「アヤルサ湖のエコツーリズムの可能性を探る」という事。 先輩は村落開発普及員として活動しているんだけど、その村の可能性をもっと広げたいと思って、今回の訪問地に立候補したのだ。 私は、その前日から首都に行って、同期隊員のきぬちゃん家に泊まった。 ご近所の友達も途中で来て、色んな話で盛り上がる。 夜は、久しぶりに旅行の写真を見たり、色んな話をしたりで盛り上がった。 そして、朝、もう一人の同期も合流して早めに出発。 みんなの集合場所が、フティアパと言う町なんだけど、そこにはもう一人の同期が働いているので、お昼ご飯を一緒に食べることに。 行きのバスは、いいバスだったんだけど超満員。 途中まで立ってたんだけど、通路に座ることにした。 そして、、、そこでも眠ってしまった。 たぶん、この、どこでも眠られるのは一生直らない気がする・・・ 到着。友達と公園のレストランでお昼ご飯。 今回、友達はホームステイ先が変るんだけど、それまでのいきさつや、近況を聞いた。 やっぱり、その任地で話を聞くと、なんだか感慨深い。 私も、4月にホームステイ先のことでいろいろ悩んだだけに、その葛藤が伝わってきた。 やっぱり、2年間もあると、いろんな事が起きるよね。 そして、新しいお家を訪問。 新しい家族は、職場の同僚の兄弟のお家らしく、とても良くしてもらっているらしい。 やく8ヶ月の赤ちゃんもいて、ベットで寝ていた。 やっぱり、家に子どもや赤ちゃんがいるというのは、明るいし楽しいことだと思う。 この週末に、本格的に引越しをするみたいなんだけど、 これからの生活が、いいものになるといいなって思った。 その後、メンバーが集合して、村へ出発。 その村までは、バスで2時間くらいかかるらしい。 先輩と、カウンターパートのおじさんが来ていた。 そしてみんなでバスに乗り込んで出発。 道はずっと上り坂なんだけど、途中から森の中を走って気持ちよかった。 そして、途中で降りて、馬を見ることに。 ここは、おじさんの知り合いの馬小屋で、そのおじさんは馬の調教をしている。 調教と言っても、ただの調教じゃない。 お馬のダンス だ。 このおじさんは、馬を調教して、音楽に合わせて踊れるようにするのだ。 早速見せてもらったけど、お馬がステップし、ターンし、踊る躍る。 ものすごーーーーく乗りたかったけど、先輩に聞いたら、これは、おじさんの大事な馬だからわからないということ。 でも、おじさんが蔵を準備し始めて、期待も高まる!! そして、乗せてもらえることになった!! まずは友達が乗って、その後、私も乗せてもらった。 このお馬が、本当に大きくて感動。いつか、馬を自由に操って走り回りたい!!!!! まさに、白馬です。 その後、もう一頭で違うダンスも見せてくれた。 まさか、お馬のダンスが見れると思わなかったのでちょっと感動。 そして、今度はピックアップトラックに乗って村まで。 トラックの後ろに乗っていると、バスと違って景色が本当にきれいに見える。 途中まで乗ってたおばさんが笑顔だったから話してみると、日本人の友達がいる、と。 以前まで、協力隊員がいたらしいから、その人のことだろう。 そのおばちゃんの笑顔を見てると、その隊員がいい活動をしていたんだなと思う。 そして、村に到着。 みんなで色んな話をしながら歩いていくと、村人達に出会う。 もちろん、好奇心の眼で見ているんだけど、その眼が優しい。 挨拶もしてくれる。 そして、途中から、子ども達がワーッと来て、私たちの周りにきてくれた。 こんなにたくさんの子ども達が歓迎に来てくれるなんて思わなかった。 とりあえず、お家について少し休憩。 そして、子ども達がダンスの練習をしている。 私と友達も、見よう見まねでそのダンスに参加。 まだ小さいのに、一人前に踊っている子どもを見ると、ちょっと感慨深い。 そして、夜ご飯。タマールと言う、伝統的なご飯と地酒も出た。 それとホームステイ先のくじ引き。 そう。今日はみんなで分かれて、村人のお家にホームステイをする。 私は、先輩と、あるおじさんのお家になった。 このおじさんは、最初無口で気難しそうだったけど、夜家に着くと、いいおじいちゃんだった。 暗闇の中、カフェ畑を歩いていくと、その家に到着。 そして、到着した瞬間、何かが飛びついてきた!! それが、その家の子どもだった。 これが、かわいくて、可愛くて。 着いたのは、9時半を回っていたんだけど、その子は待っていたらしい。 そして、食堂兼台所で、みんなで色んな話をする。 子ども達が、本当に可愛くて・・・・。 写真もいっぱい取ってしまった。 この家を何年前に建てたのか。 畑仕事、農業のこと。 子ども、家族のこと。生活のこと。 色んな話を直接聞けて、とても嬉しかった。 そして、夜も遅くなったので寝ることに。 二つベットがあって、部屋も分かれている。 優しい先輩の心遣いで、寒いと困るから小さい部屋で寝ることに。 そこで、トイレに行くことに。 家族の人が案内してくれたんだけど、小屋の中に便器が。 この村は、水が少ないので、もちろんぼっとん便所。 そして、用を足した後、「紙は、どこに捨てるの?」と聞いたら、 「畑」 との答えが。 もちろん、トイレ小屋の後ろには、コーヒー畑が広がっている。 そう、ここには、ゴミ回収システムなんてないのだ。 紙は、いずれ自然に帰るけど、プラスチックは?ビニールは?? と思うと、いろいろと考えてしまう。 なんだかんだ言って、私は、ソロラ県の県庁所在地に住んでいただのだ。 その後は、おやすみ。 ソロラよりは寒くなかったけど、ダニに咬まれるのが心配で・・・。 次の日の朝、やっぱり咬まれていて、ちょっとショック。 そして、起きて、ふとベットを見たら、大きな蜘蛛が・・・・・・ 恐ろしい・・・。見なかったことにした。 でも、家族の温かな歓迎に、本当に楽しい夜を過ごすことができた。 ちなみに、先輩のベットの下には、なんと、アヒルがいたらしい(笑) がたごと物音がして、なかなか寝付けなかったと。 先輩、ごめんなさい。そしてありがとうございます。
by fujika0316
| 2006-07-06 07:39
| グアテマラ
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