空ノウタ


魔法の笑顔



私は、最後までソロラで生きると決めてから、
やっと、笑顔で町を歩けるようになった。

それまでは、
家から出るときも、
  家に帰るときも、道を歩くとき、すごく暗い顔をしていたんだと思う。

でも、腹が決まってから、改めてソロラの魅力が感じられるようになってきた。
ソロラのいいところを見る余裕が出てきた。

それは、
        顔の見えるまち   だということ。

私の家から事務所まで、市場を通り抜ける。
その間に、一体、いくつのステキな場面、面白い場面に出会えるんだろう。

そんな魅力が、この1ヶ月は、全く見えていなかった。
それが、もう一度、私の心の中で息を吹き返してきた気がする。
そんな私の中の小さな変化を、私は、今、楽しんでいる。

そして、同時に、私は笑顔で町を歩いてなかったことに気付いた。
なぜ気付いたか。
急に、町の人たちと眼が合う回数が増え、挨拶する回数が増えたから。
笑顔を交し合う回数が増えたから。

そのおかげで、私が、今まで笑顔で歩いてなかったことに気付いた。
自分の心が変わるだけで、こんなにも、町が違って見えるものかと驚いた。
でも、今気付いてよかった。本当に。
まだ、私には1年間が残っているから。


今日、仕事が終わってから、電気コンロを買いに電化屋さんに行った。
以前下見をしていたから、お店の人も覚えていて、親切に対応してくれた。

そして、領収書をもらう時、
私のしたサイン(普通の日本語の名前)を見て、みんなが盛り上がる。
そういえば、小学校でも、みんなの名前をカタカナで書いてあげたら喜んだな。
ってことを思い出して、みんなの名前をメモ用紙に書いてあげた。
これが、大うけ。
そこから笑顔がこぼれだし、色んな質問をしてくれた。
そして、「また、遊びに来てねー」って、さようならをした。

こんな短時間で、こんなに楽しい時間を作れるものなんだと、びっくりした。

その後、パンを会に市場の中のパン屋へ。
パン屋と言っても、店を構えているのではなく、
おばちゃんがおっきなかごに、沢山のパンを入れて売っている。
そして、そんなおばちゃんたちが並んでいる所。

そしたら、そこのおばちゃんたちが、私の顔を覚えていた。

そういえば、9ヶ月いて、初めてこのおばちゃんたちと話したことに気づいた。
今までは、パンを買う必要がなかったから、通り過ぎていただけだった。
でも、職場への通り道だから、毎日通っていた。
だから、おばちゃんたちも、私の顔を覚えていたんだね。

そして、以前、ビーズを買ったおばちゃんも、
市場をボーっと歩いていた私に、挨拶をしてくれた。
覚えていてくれたことが嬉しかった。

確かに、一人、全く違った顔だから目立つのは当たり前かもしれない。
だからこそ、これからは、それを利用して、もっと人間関係を広げようと思ってる。

やっぱり、人は、人の中で生きているんだね。
関係が深くなると、その分、嫌なことも増えるけど、
それを通して、仲が深まっていくのかもしれない。

あと一年。
その一年は、自分の手の中にある。
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by fujika0316 | 2006-05-05 05:56 | グアテマラ

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世界一美しいといわれているアティトラン湖を擁する、グアテマラのソロラ県で環境教育の活動をしています。思ったことを、素直に・・・
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駒ヶ根訓練所での訓練の様子からかいているので、時間があったら、遊びに行ってやってくださいな!!
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