まさに、ひとりごと

前回の日記で弱音を吐いたら、いろんな人に心配掛けてしまいました。
ごめんなさい。
誰でも「あー。私何やってんだろ。」って言いたくなったり、愚痴を言いたくなる時があると思うのですが、まさに、そんな感じなので、
心配しないでくださいねーー!!

修士論文は日本語で書くので、ちゃんとやれば卒業できると思います!!
大学院も、ここに来て良かったって思っています。
勉強する環境はいいし、留学生も沢山いるし・・ 他にも沢山。

実は、協力隊で活動していた時は、教員になろうと思っていた。
協力隊の時の同期で教員経験者が2人いたんだけど、2人とも本当にいい人で仕事も頑張ってて、そんな2人を見て、やっぱり、教員として現場の経験がないと何もわからないなぁと思って、任期を2週間短縮して日本に帰ってきました。
そして、10日後に東京都の小学校の一次試験受験。
その一週間後には京都市の小学校の一次試験。
その年は、ラッキーなことに教育基本法が改正した時だったので、
出題範囲が予想できたおかげで、両方とも一次試験に受かりました。
今考えても、どうやって、勉強と気持ちをマネージしていたのか・・・??
でも、やっぱり、もともと大学院に行きたかったこともあり、
京都でお世話になった友達が、大学院の博士課程で勉強していて、
その様子に刺激を受けたのもあり、
2次試験は行かずに、半年間小学校で働いて大学院に行くことにしました。

でも、じゃ、今、大学院に来ずに、教員をやっておいたほうが良かった?と聞かれると、
やっぱり、いや、大学院に来てよかったって思います。
ここに来なかったらできなかった経験があり、
出会えなかった人達がいて、
勉強できなかった、知ることができなかった内容がある。
そして、物事を考える幅とか、研究とは何か?っていうこと。
自分の気持ち的にも、「せっかく学ぶなら自分のものにしたい」っていうのもあったしね。
大学院卒業するからこそできる仕事もある。

それを、陰に陽にどう生かしていくかが、これからだと思う。

人生というか、仕事というかを考えた時、

1、やりたいこと、
2、できること、
3、やるべきこと、
4、やらなきゃいけないこと、
5、やったほうがいいこと、

がある。それぞれ、その反対(やりたくないこと、できないこと)のカテゴリーもある。

例えば、デパートに就職した女の子が、
本当は、イベント企画をしたいんだけど、
配属先がエレベーターガールだったから、その仕事はやらなきゃいけない。

もし、会社や国連機関で働いていたとしても
事務作業なのか、専門的な仕事なのか、現場には入れるのか、
実際には、何ができて、やりたいことができるかどうかは、その配属や担当次第であることが多い。

つまり、私にとって協力隊の後に、「小学校で働く」と言うのは、やったほうがいい仕事で、
「大学院に来る」のはやりたかったこと。なんだよね。
だから、やりたかったことを選んだから、自分で納得している。

そして、更に、時間軸を加えると、
今、やりたいこと   なのか、
将来(15年後くらいに) やりたいこと なのか。 バラエティが出てくる。

例えば、子ども時代の例で考えると、

将来、音楽家になりたいから、
今、バイオリンは好きだから、練習したい。
でも、ピアノは嫌いなんだけど、将来のために、練習したほうがいいかなぁ?とか。

大学生が、

卒業後、学校の先生になりたいから、
今、教員採用試験の勉強をしなければならない。とか。

前例に挙げた、会社の中の仕事でも、今はやりたくない仕事を担当していても、それを一生懸命やることで、いつか、自分の好きな仕事ができるかもしれない。
だから、実際には、仕事の中でも、上の5つにカテゴリー分けできる仕事が、
いろんな割合で、更に、オーバーラップしている部分もたくさんありながら、
時間と共に、変化しながら存在していると思う。
(例えば、仕事でやらなきゃいけないことが、やりたいことだったら、幸せ感が増すよね。)
だから、いろんな意味で柔軟に考える必要があるし、
そう簡単には評価できないことでもあると思うんだけど。

それで、最近の自分は「やるべきこと・やったほうがいいこと」ばっかり考えてた。
でも、自分の性格的には、「自分がやりたいこと」に挑戦するほうが好きで、

で、複雑なことに、「自分がやりたいこと」の幅が広いので、
「やるべきこと、やったほうがいいこと」もその中に入っているから、
混乱していたし、流れに任せればいいやーー。 って思っていた部分もあった。

でも、最近、やっぱり、もう一回「自分が何をやりたいのか」を、
短期、中期、長期で見つめたほうがいいなって思ったのです。
人生、一回しかないし。
更に、なんとなくやりたいことと、
本当にやりたいこと
を、ちゃんと自分の中ではっきりさせないと、意外と無駄な時間というか、
いろんなところに手を出して、結局「あれ、何やってんだろ?」ともなりかねない。

しかも、人生という限られた時間の中で、「やりたいことを全部やる」のは無理だし、
生きていかなきゃいけないから、お金も稼がないといけない。
そうなると、やっぱり、ちゃんと、自分の中のやりたいことを整理する必要がある。
「本当にやりたいこと」 なのか、
「ちょっと、面白そうだから、やってみたいこと」 なのか。
やってみたいことに手を出していたら、本当にやりたかったことに挑戦する機会がなかった。
とかね。

そう、ひとつの物を選ぶことで、「選べなかった物」がある。
更に人生には、「自分がやっていること」のほかにも、人間関係とか、家族とか、
いろいろなファクターも関わりあっている。

私が今、大学院に来たことで払った「機会費用」は大きいなぁと思うんだけど、
何よりも、「お金では絶対に買えない“時間”」と言うものがあって、
それを思った時に、今、ここで得た視点や考え方は、何よりも貴重だと思ってる。
この前行って来たグアテマラの経験も、自分の中ではやっぱり貴重。

そんな感じで、つまり、自分の頭の中は混乱状態ですが、
修士論文もやりながら、そっちもいろいろ考えてみたいとおもいます。
by fujika0316 | 2009-11-24 10:23 | ひとりごと
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