空ノウタ


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それで、更に、もっと具体的に何を調査するのかについても、整理してみたいと思う。

実は、グアテマラに来るまでは、「二言語教育」に対する考えや取り組みは、マヤの先生とメスティソの先生で違うだろうから、それを見よう!と思っていたんだけど、実際にソロラまで来て人と話していくうちに、「実は、同じマヤの先生や、マヤの人たちの中でも二言語教育に対する考え方に違いがある」と言うことに気づいたのです。しかも、実際にマヤの言語を話すことができないメスティソの先生が、実際にマヤの言語を学校で教えているとはとても考えられない。ので、そこを見るよりも、まずはマヤの先生同士の間にどんな違いがあるのか見てみようと思って、ターゲットを更に絞りました。
更に、以前は2言語教育と言っても、マヤの先生は母語とスペイン語ができればいいから、習得に困難はないけれど、逆に、メスティソの先生は、スペイン語から更に英語かマヤの言語を習得しないとならないから、困難度が増す。だから、メスティソの先生の二言語教育に対する不満みたいなものと見ようと思っていたんだけど、、、実際にグアテマラに来てから、「マヤの先生による、マヤの言語の教育自体も、そんなに充実していないのではないか。もしくは、先に述べたコミュニティーからのプレッシャー等によって、実は、マヤの先生自体もスペイン語教育のほうに力を入れざるを得ない状況ではないのか??」という疑問がわいてきたので、その辺に絞ることにしました。つまり、「グアテマラの小学校において、マヤの先生による、マヤの言語教育は、実際にはどういう状況にあるのか?」ということをまず見てみようと思ったのです。
しかも、前に述べたコミュニティとの関係は、地域によって差があるだろうと言うことで、Urban, Rural Remote Turisticの地域ごとに学校を訪ねて、傾向性を見てみようと言うことになりました。そんなところを、教育省県事務所のおじさんと話していたときに、「丁度、ソロラ県は3つの言語があるけれど、それぞれ、その4つの地域に分かれているから、その3つの言語の地域を訪ねたらどうか」ということで、3つの言語の地域から、3つずつ学校を選んでリストを作ってもらったのです。

それで、アンケートを作りながら、きっと、言語教育に対する取り組み方は、学年によっても違うだろうし、経験によっても違うし、言語自体に対するの考え方によっても違うだろうってことで、作ってみたんだけど、あーー。今日やってみたけど、やっぱり難しいねーー。
ま、それはまた次に。

だから、リサーチクエスチョンとしては、ソロラ県の小学校において、マヤの先生たちによるマヤ言語の教育はどのように取り組まれているのか? で、サブリサーチクエスチョンズが、1、地域やコミュニティーによってどのような傾向性があるのか、取り組み方に違いがあるのか? 2、担当している学年によって、言語教育の取り組み方にどのような違いがあるのか? 3、言語に対する考え方の違いは、マヤ語の教育に影響を与えているのか? 

といったところかなと思っています。まだ、これから変更が出てくるかもしれないけどね。調査の方法は教育省県事務所が選別した3つの言語の地域、9つの小学校の先生たちにアンケートを配って、校長先生(及び、できたら他の先生にも)にインタビューを行うこと。できたら授業も見学させてもらいたい・・・。 と、政府や教育省が発行した文書等をチェックしていくことです。

あー。って、書くのは簡単だけどね、実際にやるのはね、大変だよね。言語って恐ろしい・・・。
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by fujika0316 | 2009-09-20 02:56 | グアテマラ

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世界一美しいといわれているアティトラン湖を擁する、グアテマラのソロラ県で環境教育の活動をしています。思ったことを、素直に・・・
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